3月4日(日)にサイエンスカフェ「北関東の戦国時代-戦国の終焉-」を行いました。
サイエンスカフェでは普段の講演会や解説と異なり、
レストランで飲み物を飲みながら会話感覚で学芸員の解説を聞いたり
意見を交わすことができます。
まず最初に展示室にて、那須文書をはじめとした様々な文書について解説を聞きながら、
戦国大名間のやり取りだけではなく当時の人々の暮らしや
どのようなことが起こっていたかについて読み解いていきました。
また、一口に文書といっても差し出す相手によって書面の形式を変えていたり、
北関東には珍しいモチーフの朱印を用いていた大名がいたことも学びました。
レストランでは、展示解説を踏まえて参加者一人一人から意見や質問が出て
とても活気のある議論が交わされました。
飲み物を飲みながら、学芸員へ気軽に質問できる講座は、サイエンスカフェだけです。
なお、参加費は無料ですが、飲食代は自己負担になります。
本年度のサイエンスカフェは今回が最後でしたが、来年度も開催する予定です。
詳しくは今後来年度の催し物案内等でご案内しますので、皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
(普及資料課 解説員)
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