2011年09月07日
スズメバチの巣、生態展示中!?
博物館に、スズメバチが引越してきました。
キイロスズメバチ(学名:Vespa simillima xanthoptera)です。
春になると、冬を越した女王バチは、
土の中や石垣の空洞、木箱など狭い場所に一匹で巣作りを始めます。
夏になってくると、働きバチが増え、巣はだんだん大きくなってきます。
狭い場所に作られた巣は、大きくなるのが難しいので、
夏になると引越しをすることがあります。
古い巣から新しい巣にハチが引っ越してくるまでに、約1ヶ月かかります。
今、博物館に作られた巣は、8月半ばに引越しが始まったものです。
このスズメバチの巣は、
展示室2の休憩室から、近い距離で安全に観察することができます。
企画展「恐竜ワールド-ようこそ恐竜ラボへ-」も今週で終わりです。
この巣は、企画展終了後に撤去いたしますので、
興味のある方は、あわせて見に来てきてくださいね。
また、この巣は11月3日の無料入館日に、
「スズメバチの巣、解体ショー」に使います(11:30開始予定)。
スズメバチの巣の内部を実際にごらんになりたい方は、
是非、無料入館日にお越しください。
注1:展示室2の休憩室へは、企画展のチケットが必要となりますのでご了承ください。
(自然課 大島)
投稿者 : 自然課 | カテゴリー : 自然部門活動記録