“栃木の民話語り”今年も行ないます!

毎年恒例となりました“栃木の民話語り”は、今年は6月12日(土)です!


昨年と同様に、栃木県の県民の日、6月15日にちなんで行なう
当館の「県民の日関連行事」の1つとして行ないます。
(当行事の詳しい内容と、お得な情報!は下記参照)


今年は、民話「いろりの会」(那須塩原市)、下野民話の会(宇都宮市)、那須のかたりべの会(那須町)
の方々が語りべとして語ってくださいます。


以下、昨年度(平成21年度)の様子をご紹介します。
この時は、下野民話の会、壬生ふくべの会、たかねざわ民話の会の皆さんがご出演くださいました。


心が洗われる民話語り
ほぼ満席の会場で、民話が語られました。
本来の「民話語り」の姿とは異なりますが、語りべの語り方、民話の内容・・・
などに惹き込まれ、大きな会場が一体化していくようにさえ感じます。
あるいは、それぞれ個人の世界に没入される方もいるでしょう。


人柄も素敵な方ばかりです
素敵な時間を作り出してくださった「語りべ」の方に
ほんの少しですが、インタビューをさせていただきました。
民話語りを始めたきっかけや、民話や語りに対する思いなど、
普段はなかなか聞くことのできない本音をうかがうことができます。


語り継がれることには意味があります
せっかく博物館の行事として行なっていますので、
民俗担当学芸員(篠﨑)が、それぞれの民話についての簡単な解説もいたします。
民話の内容や語りべの思いを知った上に、歴史や背景などを知ると、
ますます民話が面白くなりますよ!

さて、今年はどのような民話語りが行なわれるのか・・・
こればかりは、その場に立ち会わないと感じられない雰囲気です。
ぜひとも体験してみてください。


**行事案内**

「栃木の民話語り」

 日時  平成22年6月12日(土) 13:30~14:30
 場所  当館講堂
 ※要・電話申込。先着100名。
   (申込先 028-634-1311㈹ または 028-634-1312)

出演団体・民話タイトル・語りべ
 民話「いろりの会」     (那須塩原市)
     「孝子桜」           室井一吉さん
     「宇都宮のつり天井」    田口哲夫さん
     「お島田」           松本サワさん

 下野民話の会       (宇都宮市)
     「百まがりのカッパ」     大竹アサ子さん
     「油しぼり」           丸山ミヨ子さん

 那須のかたりべの会   (那須町)
     「大仏さんの食い逃げ」他  齋藤留美子さん


今年(平成22年度)の場合、当館では6月12日(土)の他、同月13日(日)、15日(火)も、
県民の日関連行事を行ないます。
入館が無料(!)の上、特別な行事などが他にもたくさん(!!)行なわれます。

まだ、当館にいらしたことのない方も、開催中の企画展・テーマ展をご覧になっていない方も、
もちろん何回もおいでくださっている皆様にも、栃木県立博物館を楽しんでいただける良い機会ですよ。

職員一同、お待ちしております。

                                                   (人文課 宮田)