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2010年03月26日

足利尊氏再発見―肖像・仏像・古文書からみた尊氏―

いつも大変お世話になっております。

栃木県立博物館では、3月から「足利尊氏再発見―肖像・仏像・古文書からみた尊氏―」連続講演会を行います。

最新の研究結果をもとに、尊氏と足利一族の実像に迫ります。


第1回 3月6日(土)
「足利氏の肖像」 米倉迪夫氏(上智大学教授)
 足利尊氏・直義の容貌はどのようなものだったのか。
 伝源頼朝画像(神護寺蔵)などを手がかりに、足利氏の肖像画についてさまざまな角度から検討します。

第2回 3月13日(土)
「足利氏と仏像」山本勉氏(清泉女子大学教授)
 近年確認された運慶作とみられる2体の大日如来坐像は、かつて足利氏の菩提寺樺崎寺に祀られていた大日如来像なのか。足利氏の造仏活動と2体の大日如来坐像の謎に迫ります。

第3回 3月20日(土)
「足利尊氏と直義」峰岸純夫氏(東京都立大学名誉教授)
 室町幕府をおこした尊氏・直義兄弟はなぜ対立するようになったのか。
 幕府の分裂を招いた兄弟の確執の真相に迫ります。

第4回 3月27日(土)
「青年尊氏の財産目録」入間田宣夫氏(東北芸術工科大学教授)
 尊氏はなぜ将軍になれたのか。
 青年時代の尊氏の財産目録からは、足利氏の意外な実情があきらかになります。


各回ともに午後1時半から午後3時半まで、栃木県立博物館講堂にて開催されます。

いずれも電話による事前申し込みが必要となっております
また、各回の定員は200名(先着順)となっておりますので、お早めにお申し込みください。
詳しくは、普及資料課(028-634-1311、028-634-1312)まで、お問い合わせください。


投稿者 : 普及資料課 | カテゴリー : 地域文化芸術振興プラン