栃木県立博物館ブログ

2009年10月20日

10月18日に栃木県博物館協会主催の「那須茶臼岳の植物と火山地質観察ハイキング」がおこなわれました。

当日の朝はすばらしい秋空に恵まれ、紅葉に染まった那須の山々を見ることができました。

ハイキングのコースは、峠の茶屋→峰の茶屋→茶臼岳山頂→ロープウェイ山頂駅→牛ヶ首→峰の茶屋→峠の茶屋。
約6時間の行程で地学、植物、動物の学芸員が那須岳の自然について説明しながらハイキングを楽しみました。

崩壊しやすい斜面に見られるミヤマヤシャブシと雪の多い場所に見られるアカミノイヌツゲ

カメムシ発見！

岩の不思議な割れ目は、隙間に水が入り、それが凍結することによって膨張し、その圧力によってできました。

お昼は茶臼岳山頂で。
ここでは岩の隙間から熱気が出ています。

激しい噴気　
茶臼岳には多くの噴気が見られます。近くで見ると大迫力！！

残念なことに、下山するとき雨が降ってしまいました。山の天気は変わりやすいですね。参加された皆様、お疲れ様でした。
（自然課　岩本）

投稿者：自然課｜カテゴリー：自然部門活動記録