植物の精子を探そう!

8月30日(日)、講座「植物の精子を探そう」を行います。
シャジクモ類からコケ、シダそして裸子植物の精子を観察する講座です。
植物も精子をつくるって知っていましたか?
植物も動物と同じように卵と精子が受精して子孫を残すのです。
下の写真はシャジクモの仲間、チャボフラスコモの精子です。

シャジクモの仲間、チャボフラスコモの精子

講座では、シャジクモ類とシダ植物の精子を観察できるように準備を進めています。
そしてこの講座の一番の目的は、ギンナンの中にいるイチョウの精子を探すことです。
ですから、講座の名前は「精子を見よう」でなく「精子を探そう」なのです。
イチョウの精子は、およそ110年前に日本人研究者平瀬作五郎氏によって発見されました。世界に先駆けた大発見でした。
でも、イチョウの精子はなかなか見つかりません。
みんなでたくさんのギンナンを開けて精子を探しませんか。
(自然課 富永)