ミクロの世界を探検しました!

ミクロの世界探検を5月20日(日)に行いました。今回のテーマは、「真珠のふしぎ」。

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真珠を電子顕微鏡で観察するためには、このような金属でできた台にのせます。

だいたい500円玉くらいの大きさです。

今回は、真珠の表面と内部を観察してみました。

(一段目の中央とその右の真珠は切断されて内部が見えています。)

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こちらが真珠の表面。

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こちらが真珠の内部。

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お気づきでしょうか?真珠って・・ツルツルしていない!

そこで、みなさんにこんな実験をやってもらいました。

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本物の真珠と偽物の真珠をすり合わせます。

すると、偽物はツルツルし、本物同士をすり合わせると引っ掛かりを感じます。

では、このネックレスは本物でしょうか?

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答えは・・

実験してくれた子供たちから「にせもの~!」。すぐに見分けることができました。

この後は、みなさまから持ち込みされた試料を観察しました。

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こちらは、三温糖をみたところです。結晶のようなきれいな形がたくさんみえました。

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こちらは、精製された塩。あまりはっきりしていませんが、結晶っぽくみえます。

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こうして電子顕微鏡で観察してみると、思いもよらない発見がありますね!

ミクロの世界を探検してみませんか?

次回は、7月の県博デーに実施予定です。

持ち込み試料大歓迎です。試料は、乾燥したものでお願いします。

みなさまのお越しをお待ちしております!

(自然課 薄井)

キッズツアー「とちぎの着物」を行いました

みなさんこんにちは!5月も後半戦です。夏のような暑さの日もありましたが、体調はいかがですか?こまめに水分補給をしてくださいね!

さて、5月20日の県博デーにおきましてキッズツアー「とちぎの着物」を行い、栃木県が産地である「結城紬」「真岡木綿」「足利銘仙」についてご紹介しました。

P1180823_R.JPG 結城紬は、とても長い歴史を持つ着物であり、なんとユネスコの無形文化遺産にも登録されています。当日は、栃木県本場結城紬協同組合の方々による機織りや糸つむぎの実演と体験を行っており、その様子を見せていただきました。機織りの音はパタンパタンと心地よく、思いのほか迫力がありました。P1180833_R.JPG

その後は、現在開催中の企画展「とちぎの技・匠」の会場に移動し、結城紬や真岡木綿の反物や着物を見ながら解説を進めました。P1180838_R.JPG

さて、最後は足利銘仙のお話です。大正時代から昭和初期にかけて一世を風靡した華やかな織物です。P1180850_R.JPGP1180852_R.JPGこちらの女の子が羽織っているのは......「ねんねこばんてん」といって、あかちゃんを背負った上から羽織る半纏の一種です。実はこちらのねんねこばんてん、昭和30年頃に販売されていた本物の銘仙です。白地に幾何学文様。今見てもおしゃれですよね。

折り紙で折った着物のしおりをプレゼントして、終了となりました。参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました。P1180747_R.JPGP1180858_R.JPG


次回のキッズツアーは6月17日『いと お菓子』です。みんな大好き「お菓子」をテーマに博物館を巡りましょう♪

また、この日は県博デー(博物館の日)として、キッズツアーの他にもたくさんのイベントを開催しております。みなさまのご来館をお待ちしております。

 (教育広報課 解説員 )

出前授業がありました(日光市立大沢小学校6年生)

みなさん、こんにちは。

いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。

日光市立大沢小学校6年生の皆さんと一緒に、出前授業を行ってきました。今回は、「平安時代の衣装を見てみよう」です。

初めに、博物館職員から、平安時代の生活の様子や貴族や庶民の服装などについて解説がありました。

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児童の皆さんは、一生懸命メモを取りながら話を聞いていました。とても立派ですね。

その後は、実際に十二単を解説員のお姉さんたちがモデルさんに着せながら解説をしていきます。

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十二単は2人がかりで着せていきます。

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そして、完成です!とっても素敵ですね!モデルさんに感想を聞いたら、「とても暑くて、重いです。」と言っていました。

この後は、6年生全員で着用体験をして先生に記念写真を撮ってもらいました。特に男の子は、今後着る機会も無いでしょうからいい記念になりますね。

次は、鎧についての解説です。平安後期~鎌倉時代にかけて使われていた「大鎧」について、実際にモデルさんに着付けをしながら解説をしていきました。

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大鎧完成です!かっこいいですね!

当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)

電話:028-634-1312(教育広報課)

(写真提供:日光市立大沢小学校)

教育広報課:沼尾

ナスヒオウギアヤメ鑑賞会を開催しました!

5月12日に栃木県中央公園にて、中央公園との共催で恒例の「ナスヒオウギアヤメ鑑賞会」が行われました。

初めに県博の加藤副館長から挨拶があり、次いで中央公園の西村所長から、ナスヒオウギアヤメの栽培が中央公園にてどのように行われているのかお話しがありました。その後、当館植物担当の星主任研究員から類似するアヤメの仲間との識別点を中心に詳細な解説がありました。

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午前と午後の2部で合わせて、およそ50名もの方が参加されました。参加された方々は鉢植えのナスヒオウギアヤメを囲み、花の作りの不思議さに感嘆されていました。

(自然課:山本)

みなさん、こんにちは。

いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。

宇都宮市立宝木小学校6年生の皆さんと一緒に、出前授業を行ってきました。今回は、「十二単と古代官吏衣装の着付け体験」です。

初めに、博物館職員から古代官吏衣装が使われていた古墳時代の様子や十二単が使われていた平安時代の様子、なぜ「十二単」という名前がついたのかなどの解説がありました。

その後は、実際に十二単の着用体験です。一人ずつ十二単を解説員のお姉さんたちに着せてもらいます。

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実際に着てみると、とても重い衣装だということが分かります。

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みんな1枚ずつ、先生に記念写真を撮ってもらいました。特に男の子は、今後着る機会も無いでしょうからいい記念になりますね。

最後に、職員からまとめのお話を聞いたり、質問に答えたりして授業が終了しました。

当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)

電話:028-634-1312(教育広報課)

教育広報課 沼尾

新緑がまぶしい、さわやかな季節ですね!

いつ訪れてもステキな中央公園ですが、博物館も様々な特別展を行い、皆さまのお越しをお待ちしています!

博物館では、5月5日(土曜日)に、「鎧を着てみよう」を行いました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

鎧の着用した時代や、戦い方を考えながら、楽しく体験していただけましたでしょうか?

当日の様子を、少しご紹介いたします。

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これは、「大鎧(おおよろい)」です。

今から1000~700年ほど昔、平安時代から鎌倉時代の武士が、主に使っていた鎧です。

馬に乗って、弓矢を使って戦うために、合った形をしています。

博物館の大鎧は、子ども用のサイズですが、それでも約10kgの重さがあります。

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これは、「当世具足(とうせいぐそく)」です。

今から500~400年ほど昔、戦国時代の頃の鎧です。

戦国時代は、鉄砲を使った集団での戦いが、中心になりました。

鉄砲の弾を反らす工夫をした、すばやく動ける、強くて頑丈な鎧です。

重さは、約14kgです。

博物館の当世具足は、徳川家康が若い頃に着用していた鎧を写したものなんですよ。

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戦国時代に、実際に鉄砲を持って戦った人たちが着ていたのが、鉄砲足軽(てっぽうあしがる)の装備です。

動きやすくするためとは言え、ずいぶん軽装になっていますね。

体に巻いて持ち運んでいたのは、布にくるんだお米です。

腹が減っては、戦はできぬ?!

本年度、博物館では、他にも昔の衣装を着るイベントを、多く開催いたします。

9月29日(土曜日)は、「古墳時代の衣装を着てみよう」を、初めての試みで行います。

「鎧を着てみよう」は、下記の日程で行われますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。

*「鎧を着てみよう」の実施日

・11月3日(土曜日)14:00~15:30

・2月11日(月曜日)14:00~15:30

昔の衣装を着る体験は、お子様向けですが、大人の方もご参加いただけます。

予約不要ですので、お気軽にご来館ください。

皆さまのご来館を、お待ちしております。

(解説員:落合・長島・奥山・渡邉)

年5月5日、表記の観察会を那須塩原市沼ッ原湿原にて開催いたしました。

これは午後3時頃の湿原の様子です。まだ樹木の芽吹きは小さく、ミネザクラが咲いていました。

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湿原の向こうには白笹山がすぐ近くに望めます。午後の天気は良好でしたが、やや風が強めに吹いていました。

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午後6時30分の集合時間にはほぼ全員の皆様がお揃いになり、いよいよ観察会が始まります。

博物館の林課長、栃木両生類爬虫類の会の木村さん、川田さんが本日の講師です。

小さいお子さんも多いので、バラバラにならないこと、木道を歩くこと、などの注意点を説明しています。

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駐車場から15分ほど歩くと湿原に着きました。木道の上から、水面を観察しています。目が慣れないと、なかなか見つかりません。

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懐中電灯の光で水の底をよく見ていると、何か黒っぽいものが動いているのが分かりました。講師の方々から、アカハライモリやクロサンショウウオなどの見分け方が説明されます。お子さん達は理解が早く、すぐに違いや見分け方を習得する子も見られました。

あ、いたいた。という大きな声が聞こえました。そこにいたのは、アズマヒキガエルのオスとメスでした。

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予め透明な観察箱に入れておいたアカハライモリを観察しています。下から見ると確かに赤いお腹が見えました、

このイモリは観察終了後に、元のすみかに帰ってもらいました。

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あっという間に2時間半が経過し、真っ暗になった道を戻り、駐車場でこの日のまとめをしています。

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この写真は、明るいうちに撮影したクロサンショウウオの卵のうです。小さいものは産まれてすぐのもので、時間が経つと水を吸ってかなり大きい塊になります。1匹のメスが2つの卵のうを産み、1個の卵のうには20個ほどの卵が入っています。この卵のうは、白くて目立つので、皆さんが観察できました。

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アズマヒキガエルの卵塊です。細長い寒天状の中に沢山の卵が産まれています。

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今回は以上のようなイモリやサンショウウオやカエルが観察されたほか、姿は見られませんでしたが、モリアオガエルがかなり大きい声で鳴いていました。

町中ではなかなかこのような動物に出会う機会はありませんが、夜の沼ッ原湿原ではたくさんの動物たちが鳴き声を上げ、繁殖行動をおこなったりしています。

興味や関心をお持ちになった方は、是非次の機会にご参加ください。6月2日には塩谷町でモリアオガエルの観察会がありますので、ご参加をお待ちしております。    

観察会の内容などは、イベント情報▶観察会、をご覧ください。(自然課 浅羽)

4月14日(土)宇都宮市多気山にて、観察会「春の植物を見つけよう」を行いました。

毎年この時期に恒例の多気山での観察会ですが、今年は暖かくなるのが早く、例年とは異なる植物の様子も見られました。

ソメイヨシノはすでに散り、その代わりにウワミズザクラが満開でした。

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こちらはエイザンスミレ。深く切れ込んだ葉が特徴的で見分けやすいスミレです。

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展望広場では、なんと9種類のスミレが見られました。

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こちらは、タチツボスミレとニオイタチツボスミレの雑種であるマルバタチツボスミレです。

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こんなに群生していました。

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例年より早い気候の変化を、植物で感じる観察会でした。

(自然課:三瓶)

新緑の季節となりました。

天気の良い休日には、ご家族で中央公園と博物館に出かけてはいかがでしょう?

 

博物館では、429日(日曜日)に「十二単を着てみよう」を行いました。

十二単は、物語の「かぐや姫」でお馴染みの衣装で、今から1000年くらい前、身分の高い女性の正装でした。 

十二単衣は、沢山重ねることから、この名がつきました。別名は女房装束です。  

女房は、天皇の家で生活し、身の回りの世話をしたり、連絡をしたり、教育の仕事をした人のことです。

天皇の妃に仕えた紫式部や清少納言といった女性も、この着物を着ていました。


まず、襦袢と姿になり、着付けの始まりです!

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十二単衣は、前と後ろの二人で着付け、何枚も着物を重ねていきます。

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ここまでで、普段着です。

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裳と唐衣をつけて、仕事ができる服装になります。扇を持って完成です。

とてもきれいで豪華ですが、着心地はどうでしょう?

体験した方からは、「重い」「動きにくい」という声もありました。

一体、どれくらい重いのでしょう?

答えは、約12㎏です。

昔、働く女性が、今のように動きまわるのは、難しかったかもしれません。

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手に持つ扇も必需品です。

扇は、顔を隠すだけでなく、裏は仕事のメモを取るために使いました。

昔の人もスムーズに仕事をするために、工夫をしていたのです。

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今回は、すべてご紹介できませんでしたが、当日は、多くの方にご参加いただきました。

ありがとうございました。

皆様、とてもよくお似合いでした。

 

本年度、博物館では、他にも鎧や古墳時代の衣装等、昔の衣装を着るイベントを多く開催いたします。

55日(土曜日)は、「鎧を着てみよう」を行います。

 

「十二単衣を着てみよう」は、下記の日程で行われますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。

 

*「十二単衣を着てみよう」の実施日

・1014日(日曜日)14001530

・122日(日曜日)14001530

・310日(日曜日)14001530

 

昔の衣装を着る体験は、お子様向けですが、大人の方もご参加頂けます。

予約不要ですので、お気軽にご来館ください。皆様のご来館、お待ちしております。

 

(解説員:中田・長島・奥山・渡邉)

ナスヒオウギアヤメ鑑賞会開催のお知らせ

毎年行われている、"ナスヒオウギアヤメ"の鑑賞会が中央公園で今年も行われます!

 この"ナスヒオウギアヤメ"は昭和天皇より栃木県に下賜されたものの一部です。また野生では、絶滅が心配される植物のひとつに選定されています。

ところで、みなさんは下の6つの写真のうち、どれが"ナスヒオウギアヤメ"かわかりますか?

(答えはページの一番最後。鑑賞会では一部の植物のみご覧いただけます。)

1kak.jpg 2nohana.jpg 3syoubu.jpg

4ayame.jpg 5hiou.png 6nas.png

 鑑賞会では、"ナスヒオウギアヤメ"の特徴について、県立博物館の学芸員が解説をいたします。みなさんもこの機会に解説を聞きながら、しみじみ観察してみませんか?

  • 日時  平成30年5月12日(土曜日)
  • 1回目:11時から
  • 2回目:14時から
  • 場所  栃木県中央公園 日本庭園 むつび池東側デッキ
  • 参加料 無料。事前予約も不要です。どなた様もお気軽にご参加ください。

<クイズの答えはこの下>↓↓↓

写真の植物 ①カキツバタ ②ノハナショウブ ③ショウブ ④アヤメ ⑤ヒオウギアヤメ ⑥ナスヒオウギアヤメ