現在開催中の企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちのメッセージ~」の展示解説書(図録)を、当館ミュージアムショップにて700円で好評販売中です。
外来生物の概論から、栃木県における現状まで、分かりやすく解説しています。ぜひお買い求めください。
栃木県立博物館公式ブログです。栃木県立博物館のイベントなどの最新情報を掲載します。
現在開催中の企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちのメッセージ~」の展示解説書(図録)を、当館ミュージアムショップにて700円で好評販売中です。
外来生物の概論から、栃木県における現状まで、分かりやすく解説しています。ぜひお買い求めください。
5月28日(水)、企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」の入館者数が1万人を達成したことを記念し、会場入口にて記念式典を開催しました。
記念すべき1万人目の来館者は県南にお住まいの方で、これまでにも何度も当館に足を運んでくださっている方です。今回は、企画展のチラシをご覧になり、ご来館いただいたとのことでした。
式典では、琴寄館長より以下の記念品が贈られました。
最後には、当館キャラクター「みーたん」との記念撮影も行われ、あたたかな雰囲気の中で式典は締めくくられました。ご来館、誠にありがとうございました。
企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」は、6月15日(日)まで開催しています。
*企画展関連イベント
・シンポジウム「栃木県の外来生物対策」
【基調講演】講師:苅部治紀氏(神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)
事例紹介 県・市・市民団体による県内の外来生物対策事例の紹介
5月31日(土)10:00~16:00 当館講堂
*要予約 定員:150名
・学芸員による展示解説 当館展示室2
6月8日(日)14:00~15:00
*要観覧料
また、以下のテーマ展も好評開催中です:
ぜひこの機会に、さまざまな展示をご覧ください。
(自然課 永嶋)
みなさん、こんにちは。最近は暑い日が続きます。お体に気を付けてお過ごしください。
博物館では5月25日日曜日に博物館でやってみよう「紋切りで遊ぼう」を行いました。
その様子を一部紹介します。
みなさんは「紋切り(もんきり)」という言葉をきいたことがありますか?
紋切りとは型どおりに紙を折り、切っていくことで模様を作っていく遊びです。昔からある遊びで江戸時代の頃から遊ばれていました。
切った紙を開いて思いもよらぬ形が出てくる。そんなおもしろい遊びです。
今回の活動では6つの型を用意しました。
左の上から三ツ結木瓜(みつゆいもっこう)、その下が三ツ持合鱗(みつもちあいうろこ)。
真ん中の用紙が上から輪違い(わちがい)、かしま牡丹。
一番右の用紙は上から鍬形菱(くわがたひし)、二ツ豆蔵菱(ふたつまめぞうびし)です。
それぞれの紋に意味がありますが、今回は三ツ持合鱗を紹介したいと思います。みなさんはこの紋は何を表現していると思いますか?
この紋は名前の通り「鱗」を表現しています。
この紋は三角形がたくさんある様子が竜やヘビの鱗に見えることからこのように名前が付けられました。
このような模様は魔除けの効果があると信じられ、家紋にも利用されています。
みなさんの身の回りの模様、また家紋に注目してみると意外な発見があるかもしれませんね。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
次回の博物館でやってみようは6月14日(土)「シジミ貝根付をつくろう」です。
こちらは予約不要です。ご参加お待ちしております。
教育広報課 解説員
2025年5月18日(日)13時半~講堂にて、県博デー関連行事・学芸員とっておき講座「博物館の岩石・鉱物標本は、どうやって集められた?」開催しました。今回担当したのは、地学担当の吉田学芸員。お子さんからご年配の方まで20名の方が参加しました。
吉田学芸員は最近砂を使う展示があり、展示を作っているうちに砂に興味が出てきたとのこと。なので、「皆さんにもぜひ見てみてほしい」と3種類の砂と顕微鏡を用意して、参加者の皆さんに観察してもらいました。観察したのは
・茨城県日立市の海岸の砂
・鹿児島県中種子町の海岸の砂(ガーネットを含む)
・栃木県那珂川町の高温石英
皆さん熱心に観察していました。
観察を楽しんだ後、本題に入ります。
博物館にある標本は、現時点で岩石2,479点、鉱物2,899点ありますが、開館前は岩石28点、岩石プレパラート58点、鉱物103点くらいしかなかったそうです。では、どのように集めたか?
・買う(購入):展示即売会などで購入する。
・もらう(寄贈):個人や統廃合した学校から寄贈してもらう。
・拾う(採集):野外調査のときに採集する。
このような方法で毎年少しずつ収集し、現在に至るわけです。歴代学芸員の努力の賜物ですね。
現在地学系展示として、テーマ展「地層の剥ぎ取り標本って、おもしろい!」(~6/15まで)を開催しています。展示解説が6/7(土)14:00~14:30 テーマ展示室にてありますのでありますので、ぜひご参加ください。
そのほかにも、企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」(~6/15まで)、テーマ展「とちぎ昔ばなし~弓の名手那須与一と九尾のきつね玉藻前~」(~6/15まで)も同時開催していますので、こちらもぜひご覧ください。お待ちしてます。
(自然課 三宅)
みなさんこんにちは。
最近は朝晩は涼しいですが、日中は少し暑くなってきましたね。
さて、博物館では5月18日の県博デーでは、キッズツアー「この生き物、な~んだ?」を行いました。
その様子を一部紹介します。
今回はクイズに答えながら生き物についての知識を深めるキッズツアーでした。
写真は、寒い地域のノウサギのなかには真っ白な冬毛になるものがいるという説明をしているところです。
隠れているノウサギを探してもらうクイズも行いました。
みなさん元気に手を挙げてくれていますね。
また、イネが答えのクイズの発展として、色々な食べ物の原産地を答えるクイズを出しました。
こちらは、企画展「外来生物」の展示のなかに答えがあるクイズなので、みなさんと答えを探しに企画展の会場に行きました。
再びモニターの前に戻ってきて答え合わせです。
写真はスイカの原産地を答えてもらうところです。
スイカの原産地はなんと...アフリカです!
遠いアフリカを原産地に持つスイカも、今では日本の夏の風物詩です。
スイカの季節まではもう少し先ですね!
最後まで参加してくれたみなさんには、栃木県立博物館の限定ペーパーファイルをプレゼントしました。
キッズツアーに参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
次回のキッズツアーは6月15日(日)「ポージング☆アーキオロジー」です。
どうぞおたのしみに!!
教育広報課 解説員
諸事情により、「催し物案内」に掲載されている下記のイベントを中止いたします。
オープニング記念講演会
「豊麗の大地『とちぎ』の光と影~大戦下の故郷の人々の生活を中心として~」
講師:大野幹夫氏(とちぎの空襲・戦災を語り継ぐ会 代表)
期日:7月12日(土)13:30~15:30
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
◯宇都宮市・任期9 月・博物館解説員の募集(栃木県立博物館)
1採用予定人員 1名
2応 募 資 格 栃木県の自然や文化に興味があり、展示解説や普及啓発業務に意欲のある者、
基本的なパソコン操作(Word、Excel 等)ができる者 等
3選考方法等 令和7(2025)年6月5日(木)面接
4受付期間 令和7(2025)年5月15日(木)~令和7(2025)年5月29日(木)
※応募者を一定数確保できた場合は受付期間前に募集を締め切る場合がありま
す。
詳しくは募集要項【解説】を御覧ください。
募集要項【解説】 (1).pdf
様式1選考願書【解説】 (1).pdf
様式2履歴書【解説】.pdf
様式3小論文.pdf
前日に引き続き、企画展「外来生物」関連の観察会「外来生物をさがそう!in 多気山」を2025年5月4日(日)に開催しました。今回も小さなお子さんからご年配の方まで31名が参加しました。
集合した駐車場では、遠目ではありましたがガビチョウが鳴いている姿を見ることができました。ガビチョウの鳴き声は特徴的でわかりやすいですが、なかなか姿を見つけづらいため、今回は見ることができてラッキーでした。
駐車場から多気山不動尊持宝院に向かう道にはシャガ、セイヨウタンポポ、ハルジオン、オランダミミナグサ、オオアラセイトウ(ショカッサイ)、セリバヒエンソウなどの外来植物やオニタビラコ、ミミナグサ、ニョイスミレなどの在来植物が見られ、それぞれの特徴について星学芸員が説明しました。途中、外来昆虫のヨコヅナサシガメを見つけ、「これはつかむと刺されるので注意してください」と栗原学芸員。
多気山を登り始めると、外来生物はなかなか見つからず、カシ類の落ち葉を配布した資料と見比べたり、ミヤマシキミ(柑橘系のにおい)やクロモジの葉のにおいをかいだりして山頂を目指しました。
そして到着した山頂手前の展望台。宇都宮市の中心部がよく見える場所でお昼休憩をしました。
昼食後、参加者の方々のそれぞれ興味のある分野の学芸員のところへ集まり、質問タイムとなりました。
お天気が崩れそうなため、早めに下山しました。最後に南谷学芸員から「外来生物といわれているものは人によって持ち込まれたもの。うまくつきあえば恩恵が得られるし、悪影響があるならこれ以上広がらないように駆除しなければならない。もし外来生物を飼うことがあったら、責任をもって最後まで面倒を見てほしい。」と締めくくりました。
今回の観察会で見つけた生き物について、9/21(日)のとっておき講座(13時30分~博物館講堂)で発表する予定ですので、こちらもぜひご参加ください。お待ちしてます。
現在博物館では
・企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」(~6/15まで)
関連行事:シンポジウム「栃木県の外来生物対策」(5/31(土)10時~16時 講堂)
学芸員による展示解説(6/8(日)14時~15時 企画展示室)
・テーマ展「地層の剥ぎ取り標本って、おもしろい!」(~6/15まで)
・テーマ展「とちぎ昔ばなし~弓の名手那須与一と九尾のきつね玉藻前~」(~6/15まで)
を開催していますので、ぜひご来館ください。
(自然課 三宅)
2025年5月11日(日)、中央公園と共催で、ナスヒオウギアヤメの鑑賞会を行いました。
中央公園の日本庭園には、アヤメとナスヒオウギアヤメが植えられています。
奥の濃い紫色の花がアヤメ、手前の色が薄い花がナスヒオウギアヤメです。
星学芸員がアヤメとナスヒオウギアヤメの違いや花のつくりについて話しました。
こちらが「アヤメ」
花びら(内花被片)が大きく立ち上がっています。
こちらが「ナスヒオウギアヤメ」
花びら(内花被片)が小さいです。
天気も良く、たくさんの花が咲いていて鑑賞会日和でした。
つぼみもまだありましたので、ぜひ、中央公園の日本庭園へお越しください。
中央公園では咲いていませんが、アヤメの仲間としてキショウブも紹介しました。
こちらがキショウブ。ヨーロッパ原産の外来生物です。
お近くで見かけたことがあるかもしれません。
博物館では、企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」を開催中です。6月15日(日)までとなってます。ぜひ、お立ち寄りください。
ご来館をお待ちしています。
*企画展関連イベント
・シンポジウム「栃木県の外来生物対策」
【基調講演】講師:苅部治紀氏(神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)
事例紹介 県・市・市民団体による県内の外来生物対策事例の紹介
5月31日(土)10:00~16:00 当館講堂
*要予約 定員:150名
・学芸員による展示解説 当館展示室2
6月8日(日)14:00~15:00
*要観覧料
*企画展のほかにも楽しい展示がありますよ。
・テーマ展「地層の剥ぎ取り標本って、おもしろい!」(6/15まで)
・テーマ展「とちぎの昔ばなし~弓の名手那須与一と九尾のきつね玉藻前~」(6/15まで)
ご来館、お待ちしております。
(自然課 猪狩)