キッズツアー「縄文時代のくらし」を行いました

みなさん、こんにちは!

むし暑い日が続きますがお元気ですか?

7月20日の県博デー、博物館ではキッズツアー「縄文時代のくらし」を行いました。

当日の様子を少しご紹介します。

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縄文時代っていつ頃か知ってますか? 今から2800年~16000年以上前の時代です。すっごい昔ですね。

でも皆さんのお父さん、おじいさん、ひいおじいさん・・・150世代位さかのぼると縄文時代です。結構近いかも⁈

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縄文時代になると気温が上がり海面が上昇しました。なんと栃木県の近くにも海があったんです。

スズキなどの魚やハマグリなど貝も取れました。縄文人もハマグリの塩焼きを食べたかもしれません。

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縄文時代の家はこんな感じです。楽しそうですね。

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こんな服を着てました。寒い冬は動物の毛皮で服を作りました。かわいそうだけど、毛皮とても暖かそうですね。

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マッチもライターもない時代、どうやって火を起こしたのかな。やってみよう。

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次回のキッズツアーは、8月17日の日曜日(県博デー)「恐竜だけじゃない!!古生物ファイル2025」を行います。

どんな生き物が出てくるか、お楽しみに!! (予約不要です)

教育広報課 解説員

2025年7月19日(土)、宇都宮市の鶴田沼緑地で観察会を行いました。

虫とり網や虫かごを持って、17名の方がご参加くださいました。

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熱中症とカエンタケに注意をして出発です。

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カエンタケ。触るだけで皮膚が炎症をおこすので、見つけても触らないように。

鶴田沼緑地の中には、いろいろな環境があります。

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林の中で昆虫さがし。

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草地でも昆虫さがし。

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昆虫担当の栗原学芸員は、お手製のながい網を使って、木の高いところにいる昆虫を捕まえます。

緑地を一周したところで、みんなで見つけた昆虫をおさらいしました。

ノコギリクワガタ、ニセノコギリクワガタ、ミヤマカミキリ、キマダラミヤマカミキリ、セミスジコブヒゲカミキリ、アオマダラタマムシ、ブドウナガタマムシ、アオドウガネ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、トウキョウヒメハンミョウ、モンスズメバチ、コガタスズメバチ、チュウゴクアミガサハゴロモ、アミガサハゴロモ、カナブン、シロテンハナムグリ、トノサマバッタ、クルマバッタモドキ、ツチイナゴ、スジコガシラゴミムシダマシ、ウシノツラヒゲナガゾウムシ、ヤブキリ、ヒメギス、ハラビロカマキリ、オオカマキリ、コカマキリ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボなど

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これでも種類は少ないようで、5~6月のほうが種類は多いとのこと。

来年はぜひ、時期を変えて観察をしてみてくださいね。

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ただいま、博物館では

特別企画展「とちぎ戦後80年~いま、おやと子で知る 軍隊・戦争と栃木~」(8/31(日)まで)

テーマ展「恐竜の小部屋」(11/3(月)まで)

テーマ展「どーしたもんだろ とちぎの外来生物」(来年4/12日(日)まで)

を開催しています。

ぜひ、お立ち寄りください。ご来館、お待ちしております。

(自然課 猪狩)

7月県博デーのご案内

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もっとみなさんに博物館を楽しんでいただくため、毎月第3日曜日の家庭の日に合わせて「県立博物館の日イベント 県博(けんぱく)デー」を開催しています。
ご家族と、ご友人と...博物館でいろいろ学びながら楽しく過ごしてみませんか。

【開催イベント等】
○コンサート
宇都宮女子高校合唱部

10:30~12:00

場所:玄関ポーチ

○キッズツアー
 「縄文時代のくらし」


14:00~14:30 展示室2(予約不要)


○学芸員とっておき講座(定員150名 予約不要)
「親子で知ろう、"戦争"のこと」

13:30~15:00 講堂


○クイズにチャレンジ
参加者に博物館限定缶バッジをプレゼント!子ども向けですが、親子でどうぞ♪
10:00~12:00(受付は11:30まで) 受付はスロープ入口


○百人一首読み札ぬり絵

○みーたんさんぽ7月県博デー のコピー.jpg

◯宇都宮市・任期7月・博物館解説員の募集(栃木県立博物館)

1採用予定人員 1名

2応 募 資 格 栃木県の自然や文化に興味があり、展示解説や普及啓発業務に意欲のある者、

基本的なパソコン操作(Word、Excel等)ができる者 等 

3選考方法等  令和7(2025)年8月21日(木)面接

4受付期間  令和7(2025)年7月15日(火)~令和7(2025)年8月15日(金)

※応募者を一定数確保できた場合は受付期間前に募集を締め切る場合がありま

す。

詳しくは募集要項【解説】を御覧ください。

募集要項【解説】.pdf

様式1選考願書【解説】 .pdf

様式2 履歴書【解説】.pdf

様式3解説員小論文.pdf

皆さんこんにちは!

梅雨時とはいえ真夏のように暑い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか。

博物館では、7月13日に博物館でやってみよう「手ぬぐいでミニ巾着をつくろう」を行いました。

ご参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

その様子を少し紹介します。


今の季節に大活躍の手ぬぐい。いろいろな柄があってかわいいですよね。

今回は、手ぬぐいで小さな巾着を作っていきます。

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手ぬぐいは、巾着になるよう仕立てているので、こちらの体験では紐だけ通してもらいます。

まずは、作りたい手ぬぐい巾着を1つ選びます。

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どれもかわいくて迷っちゃいますね。

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紐通しを使って紐を通します。

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紐を通すのって意外と難しい・・・。

親子で一緒に作る姿が見られました。

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最後に、紐を結んで袋をひっくり返したら完成です!

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上手にできました!

何を入れようか、楽しみですね。


次回の博物館でやってみようは、8月3日(日曜日)に、「恐竜を描いてみよう」を行います。

参加費や予約は不要ですので、お気軽にご参加ください。

  

  

教育広報課 解説員

みなさん、こんにちは!

暑い日が続きますが、身体をいたわりながら、元気に夏を過ごしたいですね。

  

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7月6日の日曜日に、七夕かざりを作る、子ども向けの体験を行いました。

大勢の方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

当日の様子を少し、ご紹介します。

  

七夕では、笹に、願い事を書いた短冊を吊るしたり、色とりどりの飾りを作って飾ります。

元々は、織姫が、機織りの上手な神様と信仰されていたので、短冊に技術や芸事の上達を書いていましたが、現在では様々な願い事を書くようになりました。

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七夕飾りにも、輪飾り(縁がつながりますように)、網飾り(豊漁・豊作)、貝飾り(海の恵み・大漁)など、色々な意味が込められているんですよ。

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笹に飾ったり、お家に持って帰ったり、みんなで七夕かざり作りを楽しみました。

  

次回の博物館でやってみようは、7月13日(日曜日)に、「手ぬぐいでミニ巾着をつくろう」を行います。

6分の1サイズの手ぬぐいで、かわいい巾着袋を作る体験です。

参加費や予約は不要ですので、お気軽にご参加ください。

  

  

教育広報課 解説員

キッズツアー「ポージング☆アーキオロジー」を行いました

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みなさん、こんにちは!

今年は梅雨時とは思えない、暑い日ばかりですね。

  

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6月15日の県博デーに、キッズツアー「ポージング☆アーキオロジー」を行いました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

ツアーの様子を少し、紹介いたします。

  

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ポージング☆アーキオロジーって、聞いたことがない言葉ですよね。

アーキオロジーとは、英語で「考古学」です。

体を動かしてポージングをしながら、考古学を楽しみましょう、という、今回考えた造語なんですよ。

  

縄文時代(今から約13000年~2700年前)には、土偶という、粘土で人の形を作って焼いたものが作られました。

土偶は、地域や時期によって様々なので、栃木県で代表的な、ハート形土偶、山形土偶、ミミヅク土偶をポージングしました。

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古墳時代(今から約1700年~1400年前)には、古墳と呼ばれる、土を盛り上げた墳丘を持つお墓が、盛んに作られました。

栃木県で良く見られる円墳・方墳・前方後方墳・前方後円墳・帆立貝形古墳と、珍しい形の双円墳・八角墳・双方中円墳のポージングをしました。

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ポージング☆アーキオロジーは基本的に自由ですが、前方部から先に!が大切ですよ。

  

最後に、まりこふんさんの「古墳deコーフン!」の曲に合わせて、「フン」で古墳スティックを、「ドキ」で土器スティックを振りながら、古墳ポージングをして、盛り上がったところでキッズツアーは終了です。

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子どもだけでなく、大人もポージングに参加して、みんなで楽しんでくれたことが、とても嬉しかったです!

土偶も古墳も、その他出土遺物も、色々たくさんあります。

無料入館日で混雑していたので、展示室を案内できなかったのが残念ですが、またゆっくり博物館に見に来てくださいね。

ちなみに、図書館で、「ポージング☆アーキオロジーの本はどこですか」と聞いても、「ポ?」と司書さん困っちゃいます。

考古学の本を教えてもらったら、自分のオリジナルのポージング☆アーキオロジーを考えて、考古学に親しんでくださいね。

  

次回のキッズツアーは、7月20日の日曜日に、「縄文時代のくらし」を行います。

大昔、ひとびとはどうやって暮らしていたのかな?

みなさまのご来館を、心よりお待ちしております!

  

  

教育広報課 解説員

みなさんこんにちは。関東地方も梅雨になりましたね。

博物館では、 6月14日「博物館でやってみよう『シジミ貝根付をつくろう』」を行いました。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

その様子を 少しご紹介します。


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まずは、この中から好きな貝を選んでもらいました。それを根付にしていきます。

どれにしようか迷っちゃいますね。

根付とは、もともと、ポケットのない着物で、煙草入れなどのものを携帯するときに、

帯にぶらさげられるように工夫された道具です。

今では「ストラップ」と同じような意味で使われていますね。

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作り方の紙を見ながら作業スタート!

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2つのシジミ貝のあいだにストラップをはさんで

ボンドでくっつけたら、できあがりです。

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きちんとくっつくまで針金で巻いておきます。

かわいい根付ができましたね!


ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回の博物館でやってみようは7月6日(日)「七夕飾りをつくろう」です。

こちらは予約不要です。皆さまのご参加お待ちしております。

教育広報課 解説員

 現在開催中の企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」の展示解説を、2025年6月8日(日) 14~15時に企画展示室にて行いました。今回担当したのは星学芸員(植物担当)、南谷学芸員(無脊椎動物担当)、小笠原学芸員(脊椎動物担当)、山本学芸員(菌類担当)。延べ27名の方々に参加いただきました。

 今回の展示解説で特に重点をおいて説明したのは、「とちぎの外来生物」のコーナーです。

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 星学芸員からは、水辺でよく見られる外来の植物(コカナダモ、オオフサモ、アマゾントチカガミなどの水草)について説明。水草は繁殖力の強いものが多いとのこと。

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 南谷学芸員は、スクミリンゴガイやウチダザリガニについて説明。スクミリンゴガイは県南で見つかってますが、それ以外の地域でピンクの卵塊を見つけたら教えてくださいとのこと。

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 小笠原学芸員はギンブナやヌマガエル、カミツキガメなどについて説明。

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 山本学芸員はフウノミフデタケについて説明。

 最後に「これから外来生物とうまくつきあっていくためには、まずその生物のことを知り、飼ったり植えたりした場合には最期まで責任をもって育てること、害をなす外来生物を見つけたら増やさない・拡げない努力が必要」と締めくくりました。

 企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」は6/15(日)までです。ぜひ。ご覧ください

 またテーマ展「地層の剥ぎ取り標本って、おもしろい!」「とちぎ昔ばなし~弓の名手那須与一と九尾のきつね玉藻前~」も6/15(日)までですので、こちらも併せてどうぞ。

 お待ちしてます!

(自然課 三宅)

モリアオガエルの観察会2025

 6月7日(土)、塩谷町東荒川ダム親水公園にてモリアオガエルの観察会を開催しました。栃木両生爬虫類の会の4名の方々を講師に迎え、29名の参加者とともに、モリアオガエルを中心に、自然観察を行いました。

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 だんだんと辺りは暗くなり、夜の観察会が始まります。懐中電灯で照らしながら、モリアオガエルを探しています。

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 足元にモリアオガエルのオスが顔をのぞかせています。産卵するメスを待ち伏せしているのでしょう。

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 ニホンマムシがいました。カエルを食べるために草むらにひそんでいるのでしょう。スタッフが見守る中、参加者のみなさんにもマムシの姿を観察してもらいました。適度な距離を保ち、不要な刺激を加えなければ、人に危害を及ぼすような生き物ではありません。生きたニホンマムシの姿をじっくりと見る機会はなかなかないので、みなさん興味深く観察していました。

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 最後に、モリアオガエルのメスを見つけた参加者の方がいらっしゃり、みんなでその姿を観察しました。大きくて立派な姿です。

 モリアオガエルのほかにもムカシツチガエル、シュレーゲルアオガエル、トウキョウダルマガエル、アカハライモリ、そしてニホンマムシと、いろいろな生き物を見つけることができました。

(自然課 井上)