みなさんこんにちは!今年も残り少なくなりましたね。

12月21日、当館では「博物館でやってみよう」の企画で、お正月に飾るのにぴったりな工作のイベントを行いましたので紹介していきます。


今回のイベントは「豆でお正月かざりをつくろう」ということで、豆を鏡餅にみたてた飾りを作りました。

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様々な色の糸が付いた小さな絵馬風の土台を選び、そこにインゲン豆とBB弾を乗せてボンドでくっつける作業を行いました。

さらにペンで絵を描いてもらったり、願い事を書いてもらったりもしました。

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完成したものがこちら!! どれもかわいいですね。

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工作をつくりながら鏡餅の"豆"知識もご紹介しました。どうして鏡餅って呼ぶか知っていましたか?

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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の「博物館でやってみよう」は、来年1月17日(土)開催の「昔の道具を使ってみよう」です。

こちらは予約不要です。ご参加お待ちしております。

教育広報課 解説員 

皆さん、こんにちは。もうじきクリスマス、あちらこちらのイルミネーションもキレイですね。

博物館では、12月21日にキッズツアー「トリとサウルス ~鳥と恐竜 ほんとになかま?~」を行いました。

当日の様子を少し紹介します。


恐竜の子孫が鳥だということ、みなさんは信じられますか?

しかも、トリケラトプスやステゴザウルスなどの植物食恐竜ではなく、アロサウルスやティラノサウルスなどの肉食恐竜の子孫です。

羽毛がはえた恐竜があらわれ、その羽毛が進化して羽になり、その羽でつばさができ、やがて鳥になりました。

恐竜のグループ、羽毛の進化の話など、ちょっとむずかしい話もありましたが、みんなしっかり聞いてくれました。

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世界的に有名なアーケオプテリクス(始祖鳥)のベルリン標本、栃木県立博物館にもあります。

始祖鳥は、爬虫類から鳥類に進化する途中の生き物なので、爬虫類コーナーと鳥類コーナーのちょうど真ん中においてあります。

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白亜紀末の大量絶滅を生き残った恐竜は鳥類だけです。

その理由は諸説ありますが、完全にはわかっていません。

今日参加してくれたみんなの中から、恐竜研究者になる人が出て、このナゾを解明してくれるといいなと思います。

参加していただいた皆さま、ありがとうございました。


次回のキッズツアーは、1月18日「とちぎのサムライたち」です。

ご参加をお待ちしております!

教育広報課 解説員

☆テーマ展「どーしたもんだろ とちぎの外来生物」

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資料の劣化を防ぐため、一部の哺乳類と鳥類の標本を入れ替えました。

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展示は、2026年4月12日(日曜日) までの予定です。

 

☆トピック展「新発見とちぎの昆虫2025」

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ルイスホソカタムシからタイワンヒラアシキバチに変わりました。

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展示は、2月末までの予定です。

ぜひ実際にご覧いただければと思います!


絶賛開催中!!テーマ展「ミミズ」(~2026年5月31日(日曜日))もぜひご覧ください。

(自然課 薄井)

テーマ展「ミミズ」の展示解説を行いました

2025年12月13日(土)14時から、テーマ展示室にて現在開催中の展示「ミミズ」の展示解説を行いました。担当は南谷学芸員で、17名の方に参加いただきました。

まず「ミミズとは」の説明から始まりました。魚の餌などに使われるイトミミズ、実は今回展示されている、いわゆる「ミミズ」とは分類的にヒルよりも遠い関係にあるとのこと。ちょっと驚きです。

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世界で一番大きなミミズや小さなミミズ、青く光るミミズを解説しながら、「今回一番覚えておいてほしいことは」と南谷学芸員。それは「ミミズの働き」についてだそうです。それは、落葉などを分解して土に還す「分解者」としての働き、「動物の食べ物」としての働き、そして土の中を動き回ることにより空間ができ、小動物の通り道になったり植物が生えたりできる「ほかの生きもののすみかづくり」としての働きです。「そのような働きは生態系の一部を担っている、大事な働きです。」と締めくくりました。

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栃木県最大のミミズ「イイヅカミミズ」

現在、当館ではテーマ展「どーしたもんだろ とちぎの外来生物」「姿川村の遺物語り~野澤岩蔵コレクションの世界~」「巡回展 栃木の遺跡」が同時開催中です。

またテーマ展「ミミズ」の展示解説が2026年3月8日(日)14時~開催しますので、ぜひご参加ください。お待ちしてます。

(自然課 三宅)

みなさんこんにちは

11月30日(日曜日)、観察会「土の中のいろんなモンスター、見つけられるかな⁉」を開催しました!

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まずは、おもかげテラスに集合。

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観察場所である博物館の敷地内にある林に移動しました。

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通り道と林の中の地面それぞれに指をさしてみよう!どちらが柔らかいかな?

通り道は指がささらないくらい硬くて、林の中の地面は、指がすっと入って柔らかい。

なぜでしょう?

答えは、林の中の地面には、今日の主人公「土の中のモンスター」がいて落ち葉等の有機物(エサ)を食べてウンチをして動きまわっているから!

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では、実際に落ち葉の下からモンスターを探してみよう!3分間でどれくらいみつかるかな?

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たくさんではないけれど、ミミズとそのウンチ、セミの幼虫が羽化のために出てきた穴、カブトムシのウンチが見つかりました。

11月も下旬となるとモンスターたちが見つけにくくなるようです。

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今度は、道具を使って探します。落ち葉と土の間の腐植(分解が進んだ落ち葉)をカゴに入れてふるうと

落ち葉をめくっただけでは気づかなかったモンスターたち(ムカデ、ヤスデ、クモ等)が見つかり始めました。

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暖かい場所に移動して、ふるった土をじっくり観察。

寒くて動かなかったモンスターたちが温められて動き出し、見つけられるようになりました。

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さらに細かい網目のふるいを使って、より小さなモンスターを探し出します。

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より小さなモンスターを顕微鏡で観察するために、博物館の研修室に移動しました。

顕微鏡で見ると、小さすぎて気がつかなかったモンスターたち(クモやトビムシ、小さなアリ)を観察することができました。

また、ヤスデとムカデの脚の生え方の違いもよくわかりました。

 

私たちの足元には、たくさんの小さな生き物たちが暮らしています。彼らは、生態系の中で栄養を巡らす、縁の下の力持ちなのです。

 

こんな面白い世界があることを、これからも観察会として紹介していく予定です。機会がありましたら、ぜひご参加くださいね!


テーマ展「ミミズ」ただいま絶賛開催中。( ~2026年5月31日)

12月13日(土)には、担当学芸員の南谷による展示解説が行われます。

ぜひご来館ください!

(自然課 南谷&薄井)

皆さんこんにちは!冬の寒さが厳しくなってきました。博物館までの道のりでお身体を冷やされないようお気を付けください。

12月7日日曜日に博物館でやってみよう「さわってまなぼう!博物館」を行いました。

その様子を一部ご紹介します。


今回皆さんには「さわれる展示」を見ていただきました。

普段こちらの資料は出前授業、移動博物館のときに持っていくものです。

いろいろな資料を見てもらいました。

普段はあまり触れない動物の頭骨も見てもらいました。何を食べるかで歯の形が違います。

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落ち葉に擬態するチョウを探していただきました。どこにいるかな?

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体験用火縄銃を大人のかたにも持っていただきました。

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キラキラした鉱物も触っていただきました。

私たちの生活にかかわるもの、装飾品として親しまれているものと様々です。

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こちらは体験衣装の貫頭衣です。

麻、からむしなどの植物の繊維でできた一枚の硬めの布に頭の穴をあけたものです。

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希望者には貫頭衣の着付け体験も行いました。

参加していただいた皆さんありがとうございます。


次回の博物館でやってみようは12月21日日曜日「豆でお正月飾りをつくろう」です。

こちらは予約不要です。ご参加お待ちしております。

教育広報課 解説員

∼思いやり駐車スペースの適正な利用のお願い~

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当施設は、栃木県が実施する「おもいやり駐車スペースつぎつぎ事業」に協力しています。

「思いやり駐車スペース」は、障害者や難病患者、妊産婦など、外出時に歩行に配慮が必要な方が利用するための駐車区画です。

思いやり駐車スペースをご利用される方は、利用証を外部から見える場所に掲示してください。

思いやり駐車スペースを真に必要としている方が安心して利用できるよう、皆様のご理解と御協力をお願いします。

※詳細は栃木県のホームページへ

http://www.pref.tochigi.lg.jp/e01/welfare/shisetsu/baria/1220246130756.html

みなさん、こんにちは。最近は寒い日が続きます。お体にお気をつけてお過ごしください。

博物館では11月30日日曜日に、博物館でやってみよう「木の実でクリスマスかざりをつくろう」を行いました。

その様子を一部紹介します。


みなさんは「まつぼっくり」を見たこと聞いたことがありますか?

ほとんどの人が知っている「まつぼっくり」が今回の工作の主役です。

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こちらが見本です。ペットボトルのキャップを使うものとカプセルを使うものの2種類を作ります。

材料を選んで作りはじめます。それぞれの松ぼっくりに個性があってどれを選ぶか迷ってしまいます。

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モールやビーズなどを使って飾り付けていきます。カプセルの下に綿をつけて雪を表しています。

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完成!

機会があったら作ってみてください。

今回使った木の実は虫などを予防するために冷凍庫に1週間ほど入れておいたものを使用しています。もしお家などで作る際は冷凍や煮沸などをすることをお勧めします。


ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

次回の博物館でやってみようは12月7日日曜日「さわってまなぼう!博物館」です。

こちらは予約不要です。ご参加お待ちしております。

教育広報課 解説員

12月県博デーのご案内

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もっとみなさんに博物館を楽しんでいただくため、毎月第3日曜日の家庭の日に合わせて「県立博物館の日イベント 県博(けんぱく)デー」を開催しています。
ご家族と、ご友人と...博物館でいろいろ学びながら楽しく過ごしてみませんか。

【開催イベント等】
○スペシャルイベント
コンサート

能満寺ハンドベルエコーベルフラワーズ

10:30~12:00

場所:講堂

○キッズツアー
 「トリとサウルス~鳥と恐竜 ほんとになかま?~」


14:00~14:30 展示室2(予約不要)


○学芸員とっておき講座(定員150名 予約不要)
「考古学者はここを見る!~展示が楽しくなるモノの見方~」

13:30~14:30 講堂


○クイズにチャレンジ
参加者に博物館限定缶バッジをプレゼント!子ども向けですが、親子でどうぞ♪
10:00~12:00(受付は11:30まで) 受付はスロープ入口


○百人一首読み札ぬり絵

○みーたんさんぽ12月県博デー  のコピー.jpg

 栃木県小山市の思川に架かる県道藤岡乙女線の乙女大橋は、老朽化や道路幅員の狭小といった問題があることから、栃木県県土整備部によって架け替え工事が行われています。現在、新しい橋を架けるために橋脚工事が行われていますが、この工事に伴い、深度15m前後の層準からたくさんの貝化石が発見されました。化石の産出層は約12.5万年前の下末吉海進の際に堆積したものと考えられます。この講演会では、架け替え工事の概要、付近の地盤の特徴、新しい橋の特徴、発見された化石とその意義、古環境、古東京湾との関係などについて学びます。

講演会「県道藤岡乙女線の乙女大橋架け替え工事と地下の地質、発見された化石」

日 時:令和7(2025)年11月26日(水) 14:00~16:00
場 所:栃木県立博物館 講堂(栃木県宇都宮市睦町2-2)

プログラム:

14:00~14:05 挨拶と趣旨説明

14:05~14:15 講演①:「乙女大橋架け替え工事の概要について」  丑越 勝也 氏(栃木県栃木土木事務所)

 内容:工期や進捗状況、今年度の予定などの工事概要、使われる建設機械などについて解説します。

14:15~14:30 講演②:「地質調査からみえた地盤について」  福田 二三也 氏(第一測工(株))、原澤 剛史 氏(芙蓉地質(株)) 

 内容:調査ボーリングからみた地下の地質について解説します。

14:30~14:45 講演③:「架け替えられる乙女大橋について(仮)」  小川 吉啓 氏((株)富貴沢建設コンサルタンツ)

 内容:橋梁の種類、工法の選定、橋梁の設計、基礎工事などについて解説します。

14:45~15:45 講演④:「地下から化石がざくざく、乙女大橋の架け替え工事で発見された古東京湾の化石」  河野 重範 氏(栃木県立博物館)

 内容:発見された化石とその意義、推定される古環境、関東平野の形成史との関係などを解説します。

15:45~16:00 質疑および化石の観察

参加費:無料

定 員:150名(対面参加のみ)

申込み:2025年11月23日(月)までに下のチラシ内のQRコード(地盤工学会関東支部ホームページ内)からお申込みをお願いします。(当日参加可)

詳しくは下のチラシをご覧ください。

乙女大橋講演会のチラシ(QR付).pdf