みなさんこんにちは。寒い中にも少しずつ春の気配が感じられるようになりました。

博物館では、 2月22日「博物館でやってみよう『昔の布でシジミ貝根付をつくろう』」を行いました。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

その時の様子を 少しご紹介します。


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いろとりどりの昔の布にくるまれたシジミ貝が準備されました。

とてもキレイです!

この中から好きな貝を選んで、 根付にしたてていきます。

根付とはもともと、ポケットのない着物で煙草入れなどのものを携帯するときに

帯にぶらさげられるように工夫された道具です。

今では気軽に「ストラップ」と同じような意味で使われていますね。

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シジミ貝独特のフォルムとちょっとズッシリした重み。

なんともいえないかわいい根付です。

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みなさん一生懸命つくっています。

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世界で一つだけ、自分だけのオリジナル根付ができました!

何につけるのかな?


次回の「博物館でやってみよう」は 3月2日(日)『十二単をきてみよう』です。

ぜひ十二単を着て、お雛様気分を味わってください。

ご来館おまちしております。

教育広報課 解説員

2月23日(日)、「あつまれ!自然好き」を開催しました。

 栃木県内の自然を観察する団体が集まり、それぞれが調べたことや活動の成果を発表しました。今年は5団体が参加し、小学生から大学生、大人まで幅広い年齢層の発表者が登壇しました。

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 発表内容は多岐にわたり、自然探検隊の活動紹介やカワトンボの生息状況など、多彩なテーマが取り上げられました。

 今回の発表会により、県内にどんな団体があり、どのような活動・研究をしているのか、知る機会になったのではないでしょうか。また、自分たちの活動を伝える場となり、新たな視点を得て、さらなる研究や活動の発展に繋がることと思います。

(自然課 永嶋)

◯会計年度任用職員(業務支援員/任期1カ月)の募集について(栃木県立博物館)

栃木県立博物館では、業務支援員を次のとおり募集します。

なお、任期は1ヵ月です。

1採用予定人員  1名

2任用予定期間  令和7(2025)年4月1日~令和7(2025)年4月30日

3応 募 資 格 美術工芸の知識がり基本的なパソコン操作(Word、Excel等)が

できる方等

4選考方法等  令和7(2025)年3月6日(木)面接試験

5受付期間  令和7(2025)年2月20日(木)~令和7(2025)年2月26日(水)

詳しくは募集案内を御覧ください。

募集要項【業務支援員】.pdf

様式1選考願書【業務支援】 .doc

様式2 履歴書【業務支援】.doc

キッズツアー「ヘビなんて、スキ?」を行いました。

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みなさん、こんにちは!

まだ朝は寒いですが、だんだんと季節は、春に近づいてきましたね。

2月16日の県博デーに、キッズツアー「ヘビなんて、スキ?」を行いました。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

キッズツアーの様子を少し紹介します。

 

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ただいま開催中の自然系テーマ展「ヘビなんて、キライ!」を担当した小笠原学芸員は、実はヘビが苦手です。

私も博物館で働く前は、どちらかというと苦手でしたが、知れば知るほど興味深い生き物ですし、小学生はヘビ好きの方が多いみたいですよ。

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展示室では、ヘビの毒があるところや、かみついたり丸のみにしたりするところ、ヘビの動きや脱皮、干支の動物ということで白ヘビの話を聞いてもらったり、映像を見たりしました。

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続いて、モニターを見ながら、もうちょっとヘビについて色々話をしました。

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ヘビは爬虫類という仲間で、変温動物です。

自分で体温調節ができないので、気温の変化に応じた生活をしています。

ヘビは周りの様子を知るために、匂いや熱を感じる器官を持っていて、視力に頼る割合が低いようです。

ヘビだらけの動物園、群馬県のジャパン・スネークセンターについても、ヘビの生き物としての研究だけでなく、ヘビを人との関りについての研究もしていることを話しました。

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最後に、なんとなくヘビの動きを真似してみよう!ということで、ヘビは手足がないのになぜ動けるのかや、歩くしくみを話し、毛糸で編んだヘビを使って、4つの動きをやってみました。

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テーマ展「ヘビなんて、キライ!」は、3月2日までです。

ヘビ好きさんも、そうでない方も、ぜひ見に来てください!

次回、3月16日のキッズツアーは、「ドクドク・・・毒!」です。

毒をもつ生き物には何がいるんだろう?みんなで見てみよう!

みなさまのご来館を、心よりお待ちしております。

 

 

博物館解説員

みなさん、こんにちは。

博物館では、2月9日に博物館でやってみよう「化石レプリカをつくろう」を行いました。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

そのときの様子を紹介します。


今回は、化石のレプリカを作っていただきました。

レプリカの型は4つ。

アンモナイト

ヴェロキラプトルの爪

メガロドンの歯

ティラノサウルスの爪

この中のアンモナイトと残りの3種類から1つを選んで作っていただきました。

最初に化石のお話しをして。

その後、型を選んでもらい作業開始!

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今回は石こうという材料で作ってもらいました。

石こうの粉と水をまぜて、とろみが出てくるまでかき回します。

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いい感じになったら、型の中へ流し込みます。

このときに入れすぎると、はみ出ちゃうので注意が必要です。

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石こうが固まるまで30分ほどかかるので、その間は博物館の化石の解説を聞いてもらいました。

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石こうが固まったら、型から外して完成!

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きれいにできてますね!

今回の体験で、化石やレプリカについて興味を持ってもらえたらうれしいなと思います。


ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の博物館でやってみようは2月22日(土)「シジミ貝根付をつくろう」です。

こちらは予約不要です。ご参加お待ちしております。

解説員 横山・北村

 ヘビ類の行動・生態に関する世界的な研究者である京都大学大学院理学研究科の森哲教授に学生時代から現在に至るまでの研究・活動について、講演していただきました。

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 森先生の京都大学芦生研究林での調査活動に始まり、研究者として、沖縄、マダガスカル、アジア各国へとフィールドを広げ、国際的な研究チームを組んで活躍されている様子が語られました。

 テーマ展「ヘビなんて、キライ!」では、宮城県金華山のヤマカガシについて少し触れています。それに関連して、講演会の中で興味深かったのは、ヤマカガシは自身の頸部に毒を持っているか持っていないかを把握しているらしい、ということです。

 毒牙から出る毒とは別に、ヤマカガシは頸線毒を持っています。これは、皮膚が傷つき破れることで出てくる毒です。この頸部に入っている毒は、ヤマカガシ自身の力で作り出すことはできません。これは研究の結果、ヒキガエルに由来する毒で、ヒキガエルを食べることで取り込んでいることが判明しました。宮城県の金華山にはヒキガエルがいません。そのため金華山に生息するヤマカガシは頸部に毒がないのです。

 金華山でつかまえたヤマカガシを二つのグループに分けます。ひとつは頸部に毒がないグループ。もうひとつは、ヒキガエルを食べさせ頸部に毒を蓄えさせたグループ。頸部に毒がないグループは、外敵の攻撃に対し逃げる行動を多くとるのに対し、頸部に毒を蓄えたグループは、首曲げや首の打ち付けなど威嚇する行動をとる頻度が高くなるそうです。こうした行動の違いから、ヤマカガシは自身の頸線毒の有無を把握していることがうかがえます。

 また、森先生のチームは、中国にいるヤマカガシの仲間が、ヒキガエルではなく、ホタルから毒を取り込んでいるのを発見したそうです。こうした発見ができたのも、研究チームに米国の化学の専門家を交えていたことが大きかったそうです。

 他にも、沖縄でのヒメハブ調査、アカマタのウミガメの子の捕食、マダガスカルのヘビのお話など盛りだくさんでした。

(自然課 井上)

【入札公告】自動販売機の設置事業者募集

次のとおり自動販売機を設置する事業者を募集します。

入札公告((0)入札公告(PDFファイル).pdf)

(入札の概要)

1 自動販売機設置場所及び台数

 物件番号1  1階玄関ポーチ  1台

 物件番号2  1階玄関ポーチ  1台

2 入札日時・場所

 日時:令和7(2025)年3月14日(金) 午前10時00分から

 場所:栃木県立博物館 1階 会議室

3 入札参加申請期間

 令和7(2025)年2月13日(木)~ 令和7(2025)年2月26日(火)

4 募集要項等

 (1) 自動販売機設置事業者募集要項((1)自動販売機設置事業者募集要項.pdf

 (2) 自動販売機設置場所貸付に係る仕様書((2)(別記様式第1号)自動販売機仕様書.pdf

 (3) 位置図((3)位置図.pdf

 (4) 入札参加申請書、誓約書及び質問書様式((4)(別記様式第2号)入札参加申請書.docx (4)(別記様式第3号)誓約書.docx (4)(別記様式第4号)質問書.docx

 (5) 入札書及び委任状様式((5)(別記様式第6号)入札書.docx (5)(別記様式第7号)委任状.docx

 (6) 県有財産賃貸借契約書(案)((6)(別記様式第9号)自動販売機賃貸借契約書(案).pdf

<連絡先> 栃木県立博物館 管理部総務課

 〒320-0865 栃木県宇都宮市睦町2-2

 電 話 番 号 028-634-1311

 ファックス番号 028-634-1310

 E メ ー ル hakubutsukan@pref.tochigi.lg.jp

現在開催中の企画展「第140回 死者と生者の古墳時代~下野における6・7世紀の葬送儀礼~」は1月29日(水)に入館者数が1万人となりました。

おめでとうございます\(^o^)/ 記念すべき1万人目の来館者は、群馬県太田市よりお越しの高橋様でした。

①小サイズ館長と一緒にDSC_9010.jpg

栃木県立博物館へは何度かご来館されており、今回はこの企画展を目当てにいらっしゃったそうです。

「博物館は来やすくて、展示が充実している」とのことで、当館を身近に感じて頂いているようで嬉しいです。

「今日はどんな展示か楽しみに来ました。まさか、そんなタイミングになるとは~!」と一万人目になったことを、大変驚かれていました。

琴寄行雄館長からは、記念品が贈呈されました。

今回の記念品は( *´艸`)

企画展図録1冊、招待券、博物館レストランの昼食券、企画展オリジナルブレンドコーヒー(ドリップパック2個)、企画展関連グッズ(クリアファイル、アクリルキーホルダー、エコバッグ、当館オリジナルクラッカー)

です!

②小サイズ記念品贈呈DSC_9006.jpg

思いがけない記念となりましたね。またのお越しをお待ちしています!

展示図録やコーヒー、企画展関連グッズ等はミュージアムショップで販売していますので、

ご来館の際には入口のショップものぞいてみてください! 

企画展は、2月2日(日)までの開催です。なんと、残すところあと2日となっていまいました。

まだご覧になっていない方はお急ぎください! お見逃しなく~ 

また、1月25日(土)には企画展に関連して、記念講演会が行われました。

講師は東京学芸大学教授の日高 氏です。「古墳時代の葬送儀礼と王権継承」 についてご講演をいただきました。 

小サイズ講演風景DSC_8981.jpg

会場は、満員御礼となりました(^◇^) 皆様の古墳時代への関心の高さがうかがえます。

たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました! 

現在開催中のテーマ展

●「昔のこと知ってっけ?~道具を知れば暮らしが見える~」 3月30日(日)まで開催!

 関連講座 「おじいさんやおばさんの民話語り」開催期間中の毎週土曜日14:30~15:00

●「ヘビなんて、キライ!」3月2日(日)まで開催!

 展示解説 2月8日(土)14:00~14:00

まだまだ盛り上がってまいります!皆さまのご来館をお待ちしています(^^)/

(人文課 中山)