10月のミュージアムツアーのご案内

10月のミュージアムツアーについてお知らせいたします。   

当館では10月に以下の展示を開催いたします。

★企画展「レッドデータブックとちぎ2018」 7月14日(土曜日)~10月8日(月曜日)
★テーマ展「小泉斐の世界―鮎と風景と人物―」 9月8日(土曜日)~10月8日(月曜日)
★テーマ展「栃木の平野の暮らし―稲作―」 9月8日(土曜日)~10月8日(月曜日)

★企画展「藤原秀郷―源平と並ぶ名門武士団の成立―」 10月27日(土曜日)~12月9日(日曜日)
★テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉―明治日光の昆虫・植物研究の先人―」 10月20日(土曜日)~1月20日(日曜日)       

10月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

 ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。
 ※土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。

 6日(土曜日)     テーマ展「栃木の平野の暮らし―稲作―」

 7日(日曜日)     テーマ展「小泉斐の世界―鮎と風景と人物―」

 8日(月曜日・祝日) 企画展「レッドデータブックとちぎ2018」

 13日(土曜日)    ロビー展示「化石・恐竜」

 14日(日曜日)    展示室1「縄文時代」

 20日(土曜日)    スロープ展示

 21日(日曜日)    キッズ・ツアー「ぐるり。模様めぐり~季節の植物~」

 27日(土曜日)    テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉―明治日光の昆虫・植物研究の先人―」

 28日(日曜日)    企画展「藤原秀郷―源平と並ぶ名門武士団の成立―」

 ※テーマ展は約20分、企画展は約40分、ロビー展示は約15分、キッズ・ツアーは約30分程度を予定しております。

☆キッズ・ツアーとは...?☆
通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。
解説場所については、当日の館内の掲示板にてお知らせいたします。

また、10月の休館日は、

1日(月曜日)、9日(火曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、29日(月曜日)です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

「土と肥料の微妙な関係」を開催しました!

9月8日(土)、観察会「土と肥料の微妙な関係」を行いました。

講師は、宇都宮大学の平井先生です。

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最初に観察するものは・・

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「お米(稲)」です!

今回は、5種類の方法で育てた稲を観察します。

ここでは、「肥料を加えずに育てた稲(肥料なし)」と「加えて育てた稲(肥料あり)」を紹介します。

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まずは、稲1株に何本の茎が生えるのかを数えてみます。

「肥料なし」と「肥料あり」では、どちらが多いのでしょうか?

結果は・・

「肥料なし」は12本、「肥料あり」は17本でした。

1本の茎に100粒のお米がついているとすると、

「肥料なし」は1200粒、「肥料あり」は1700粒になります。

ちなみに、お茶碗山盛1杯分は3600粒だそうで・・

「肥料なし」では3株分、「肥料あり」は約2株分となりますね。

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さらに、1株が育つ面積は、約500㎠になるそうで・・

「肥料なし」では1500㎤、「肥料あり」は1000㎤となります。

よって

「肥料あり」は、「肥料なし」に比べ「少ない面積で多く収穫できる」ということがわかりました。

平井先生によると、現代よりも米を多く食べていた江戸時代は、「肥料なし」の田んぼで米を作るために

現代よりも田んぼが多く必要で日本中に田んぼがあった、とお話されていました。

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最後に、1人が1年間で食べる平均的なお米の量(お茶碗一杯70g×1日2回×365日=約51㎏とします)

を実際の田んぼでみなさんに体感していただきました。

現代は、「少ない面積でお米を作れるようになったが、食べる量が減っている」と言われています。

今後、日本のお米はどうなってしまうのでしょうか?

個人的には、もう少しお米を食べよう!と感じました。

ここまでが観察会の前半です。

観察会の後半は・・

そもそも、土ってなんだろう?どんな働きがあるのかな?ということで、

土を学ぶ実験を引き続き、平井先生に行っていただきました。

まずは、地面を深く掘った場所を観察します。

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断面をよく見ると色が違う部分があり、

上部が黒、中間部が茶、下部が山吹色、の3層になっています。

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そこで、色ごと(層ごと)に土を採取しました。

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その土を触ったり観察したりしました。

「気持ちいい~」「おかしみたい」という楽しそうな声も聞こえてきました。

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いよいよ実験です!

まずは、スポイトで土に水を加えていき、水をたくわえる力(保水力)を観察しました。

水が土からしみだしてきたら加えるのをストップ。

土にどれくらいの水を加えたかを測定します。

3層のうち、1番水をたくわえたのは、どの層だと思いますか?

他にはこんな実験も行いました。

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土に含まれる空気を測る実験です。

水中にしずめた土から出てきた空気を測定します。

1番空気が含まれていた層は、どの層だと思いますか?

結果は・・

保水力、空気の実験ともに3層のうち1番上の土(表層土)でした。

土には、水や空気をため込む「すきま」があり、スポンジのようになっているのです!

この「すきま」に、植物は根をのばし、いろいろな生き物は暮らすことができます。

稲もこの「すきま」に根をのばしお米を実らせ、私たちはそれを食べることができるのですね。

ここでは、すべてを述べきれませんが、土にはもっとさまざまな働きがあります!

気になる方は、ぜひ調べてみてください。

盛りだくさんの内容となった本観察会、

参加者のみなさま、宇都宮大学の平井先生をはじめ宇都宮大学の学生のみなさまに

この場を借りて御礼申し上げます。

(自然課 薄井・三瓶)

みなさん、こんにちは。

いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。

5月に続き、宇都宮市立宝木小学校6年生の皆さんと一緒に、出前授業を行ってきました。今回は、「鎧を比べよう」です。鎧の形は、時代によって違っています。どうして形が違うのでしょうか。今回の授業では、この理由に迫ります。

初めに、「武士」とはどういう人たちのことなのか、鎧の名前は何と言うのか、職員の解説を聞きながら復習しました。

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その後、各クラスそれぞれ3種類の鎧をモデルさんに着つけつつ、鎧ごとにそれぞれ形が違うところを確認していきます。

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「兜の形が違うね。」「お腹の形が違うよ。」「全体的にシンプルな鎧だね。」など、たくさんの意見が出ました。

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皆さんから出た意見を元に、それぞれの鎧はどういうところが便利に作られているのか、どんな理由でその形になったのかなど、ひとつひとつ明らかになっていくことで、鎧の形が違うわけを知ることができました。

全員で兜をつけてみたり鉄砲を持ってみたりしたあと、最後に江戸時代の鎧の形はどうなっていくのか?という解説を聞いて授業が終了しました。みなさん真剣に話を聞いている姿がとても立派でした。

ありがとうございました。


当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)

電話:028-634-1312(教育広報課)

教育広報課 沼尾

平成30年9月23日(日)、表記の観察会を行いました。

まず、研修室で土の中の生きものについて全般的な説明がありました。担当は南谷(みなみや)学芸員です。

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大型の生きものから、小型の生きものまで、主に背骨をもたない動物(無脊椎動物)に関して、写真をもとにいろいろな説明があり、今日の観察会への期待が次第に高まっていきます。

野外での活動の注意点が話された後、各グループごとに容器や紙袋を持って、博物館の外に出ていきました。

下の写真は、土を掘って、落葉層や表土の色などについて実地に説明しているところです。

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その後、皆さんで落ち葉や土をかき分けて生きものを探していきます。

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土の中から、ミミズや昆虫など多くの生きものが見つかります。最後に紙袋に落ち葉を入れて室内に持ち込みました。

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研修室内では、まずは肉眼で土や落ち葉の中を探し生き物を取り出します。

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次にルーペの助けも借りて小さな生きものを探していきます。最後は、双眼実体顕微鏡も使用して観察しました。

初めて使う実体顕微鏡も、スタッフの皆さんのお手伝いもあり、小さなお子さん達もすぐに使いこなしているようです。

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最後に本日のまとめがありました。ヤスデとムカデの見分け方も教わりました。ダンゴムシとワラジムシも似ているようですが観察すると違いが分かりました。

東京の明治神宮の森では、大人の足の下に約8万匹もの動物が生活し、1グラムの土の中には10億個もの微生物・細菌・カビ・藻類などが生きているというお話など、とても興味深く聞くことができました。

ご参加くださった皆さん、本日は有難うございました。

10月27日(土)には、「ダンゴムシ・ワラジムシのなかまを見分けられるかな?」という観察会が行われます。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

                  (自然課 浅羽記)

「まゆ玉でお月見うさぎをつくろう」を行いました!

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みなさん、こんにちは!だんだん涼しくなってきましたね。

秋といえば、十五夜、お月見...月を眺めたくなる季節です。

栃木県立博物館では、9月9日(日曜日)に「まゆ玉でお月見うさぎをつくろう」を行いました。

今回のイベントは事前予約なし、どなたでも参加できる簡単な工作です。

たくさんの方に参加していただきました!

少しだけ、イベントの様子をご紹介します。


 

つくっていただいた「お月見うさぎ」のできあがり見本はこちら。 アレンジをすれば、自分だけのお月見うさぎをつくれますよ!

 

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はじめに、受付で材料を受け取ります。

ここでは、元から耳が付いているうさぎ、もしくは自分で耳を差し込むうさぎ、どちらかを選んでいただきました。

 

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いよいよ、工作です。

うさぎを組み立てて顔を描いたり...

 

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月を貼りつけて背景をつくったり...

 

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みなさん、しっかりつくってくださっています。

 

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それぞれ、かわいらしいお月見うさぎができました♪

参加してくださったみなさま、ありがとうございます!ぜひ、お家で飾ってくださいね。


次回の体験活動「博物館でやってみよう!」は、9月29日(土曜日)開催、「古墳時代の衣装を着てみよう」です。

こちらも予約不要のイベントです。昔の人の衣装を実際に着てみましょう!

みなさまのご参加をお待ちしております♪

 

(解説員 落合・半田)

いよいよ秋のきのこシーズンに突入し、マツタケなどの食用菌や、毒きのこによる中毒のニュースを時折目にするようになりました。そんな中、9月22日に毎年恒例の栃木県中央公園におけるきのこの観察会が行われました。今年は自然好きの子供たちをはじめ、およそ20名の方々にご参加いただきました。

公園内の池をぐるりと一周するコースで歩き始めると、次々ときのこが姿を現します。濃いピンク色が印象的なハナオチバタケ(写真)などの腐生菌(落ち葉や枯れ木などを分解するきのこ)や、

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シロハツモドキなどの菌根菌(生きた樹木と共生するきのこ)について、皆で観察したり、匂いをかいだりしながら一同はゆっくり進んでいきました。

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中にはセミに寄生する冬虫夏草であるセミノハリセンボンやツクツクボウシタケ、そして県内では初記録とみられるシマイヌノエフデといった滅多にお目にかかれないようなきのこもありました。

オオシロカラカサタケ(写真)などの毒きのこも見られ、正確に同定できないきのこは決して食べてはいけないという注意喚起もありました。

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中央公園を一周しただけですが、あっという間に2時間が過ぎ、見つかったきのこは40種類以上に及びました。身近な場所にも多様なきのこが生きていることを実感することができたのではないでしょうか?ぜひ近くの森や公園にどんなきのこが見られるのか、調べてみてください。

(自然課 山本)

皆さんこんにちは。いつも博物館をご利用下さいましてありがとうございます。

下野市立国分寺東小学校5年生の皆さんと、体験プログラム「昔をしらべる-火起こし体験-」を行いました。

初めに、職員が のおこしかたについて解説します。今は料理をするとき、簡単に が使えますね。ガスレンジだったり、IHヒーターだったり。昔はそうはいきません。 をおこす道具を使って、大変な思いをしながら を手に入れました。

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今回、皆さんに体験してもらう道具は「まいぎり式」と呼ばれるものです。

上手に回せた人、なかなかうまくいかない人、いろいろでしたが最後は皆さん上手に火おこし器を扱うことができるようになりました。

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(火起こし体験は屋内でおこなうため、実際に火はつかない仕様になっています)

さいごに、どうしてこの道具で がおきるのか、みんなで考えたり職員の説明を聞いたりして体験は終了しました。

ありがとうございました。


博物館では、学校を対象に館内で行える体験プログラムをご用意しています。

博物館を利用しようとお考えの先生方、ぜひご検討ください。詳細は、当ホームページ内「先生方へ」のバナーをクリックして下さい。

教育広報課(沼尾)

キッズ・ツアー「今昔コケ物語」を行いました!

皆さん、こんにちは。だんだん秋の風を感じられるようになってきましたね。

9月16日の県博デーに、キッズ・ツアー「今昔コケ物語」を行いました。

その様子を少しですがご紹介したいと思います。

 

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皆さんは道端に、公園の木陰に、石垣の隙間に、コケを見かけませんか?

コケは正確には「蘚苔類」または「コケ植物」と言います。

また、よく似たそっくりさんに「地衣類」があります。

今はこんな風に種類が分けられていますが、昔(江戸時代後期以前)はみんなまとめて「コケ」でした。

コケは昔は『木毛』や『小毛』と書き、木の幹や枝に生える毛のような植物を意味したと言います。

今日は館内にあるそんなコケたちを探しに行きました!

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スロープ入口にある寄進碑です。よく見ると白っぽいシミのようなものが付いていますね。

これはシミではなく、地衣類です。石碑や墓石など、時間が100年くらい経ったものにはこのように地衣類が付いていることが多いようです。

地衣類は何かというと、「菌類」と「藻類」が合体したものです。今日は『地衣ちゃん』と呼んで探していきます!

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皆さん、真剣に探していますね。

イタチのいる岩にはコケが、ニホンジカの足元の倒木には地衣類(ウメノキゴケ)が付いています。

皆さん見つかったでしょうか?

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このオオシラビソの幹にはたくさんの地衣類が付いています。

上のほうにある茶色のファサファサしたもの、これは「ハリガネキノリのなかま」です。

また、ペンキを塗ったように幹にベタッと付いている肌色っぽいものや白っぽいもの、これは「痂状地衣」です。

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こちらの倒木にはコケがみっちり付いていますね!

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白根山頂のお花畑まで上がってきました。

向かって右側の岩にはチズゴケが、真ん中の辺りにはミヤマハナゴケやマキバエイランタイが見えます。

チズゴケは高山の岩場に生育しています。

ミヤマハナゴケとマキバエイランタイは栃木県では絶滅危惧に指定されています。

白根山に実際に行く機会があったら、これらの地衣ちゃんたちに会いたいものです。 

 

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次に展示室1の「眠り猫」のところに来ました。

実はここにも地衣類があります。

このような彫刻にも描かれてるなんて面白いですね!

 

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次はテーマ展「小泉斐の世界」で、絵に描かれている地衣類を探しました。

小泉斐は益子町出身の江戸時代の画家で、鮎の絵で有名です。

こちらの「鮎図」ですが、上の方の岩に注目してください!

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岩の上の点々、これらはレプラゴケかと思われます。

他の絵にも地衣類がどこにあるか探してみました。

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こちらの桜の木にはウメノキゴケが付いています。

ウメノキゴケはこのように日本画によく描かれたそうです。

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ウメノキゴケの標本を手に取って見てもらいました。

 

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最後に、身近にいるコケの中で「ギンゴケ」について紹介しました。

コケ(蘚苔類)は日本の中だけで約1800種類もいるそうです。

みなさんもお出かけした際にはぜひコケを見つけてみてください!

ご参加いただきまして、ありがとうございました!


次回のキッズ・ツアーは10月21日の県博デーに実施されます。

「ぐるり。模様めぐり~季節の植物~」と題して、博物館の植物から日本の伝統模様を探します。

皆さまのお越しをお待ちしております。

                                                    (解説員 細谷)

今月24日(月祝)、特別講演会「栃木県のトウキョウサンショウウオの現状と保全活動」を開催します。
トウキョウサンショウウオは、群馬県を除く関東地方と福島県の一部に生息している両生類。人里近くの丘陵部に暮らしているので、いろいろな開発によって生息地や産卵地が失われてきました。そのため国や県のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定され、絶滅が心配されています。
 トウキョウサンショウウオは、栃木県内では大きく分けて3つの地域に分布しています。この講演会では、そのそれぞれの地域のトウキョウサンショウウオの現状と、そこで行われている保全活動について報告します。
 栃木県のトウキョウサンショウウオの全体像がわかる講演会です。ぜひ御参加ください。

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*参加費無料・申込み不要 当日、会場へ。

特別講演会「栃木県のトウキョウサンショウウオの現状と保全活動」
主催:栃木県立博物館・栃木両生爬虫類の会
日時:9月24日(月祝)13:30~16:30 (開場13:00)
場所:栃木県立博物館 講堂 (栃木県宇都宮市睦町2-2)
<プログラム>
13:00 開場   司会進行 木村有紀(栃木両生爬虫類の会)
13:30 開会挨拶
13:35~13:50 「トウキョウサンショウウオとは」
林光武(栃木県立博物館/栃木両生爬虫類の会)
13:50~14:40 「茂木町鮎田のトウキョウサンショウウオとその保全活動」
菱沼知仁(山椒魚愛護の会/栃木両生爬虫類の会)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:40 「宇都宮市のトウキョウサンショウウオとその保全活動」
林光武(栃木県立博物館/栃木両生爬虫類の会)
15:40~16:30 「栃木県県南地域のトウキョウサンショウウオの現状」
青柳育夫(栃木県教育委員会/栃木両生爬虫類の会)
16:30 閉会
問合せ: 栃木県立博物館 電話 028-634-1311
(自然課)

企画展「レッドデータブックとちぎ2018」入館者2万人突破!!

みなさん、こんにちは。

2万人目の入館者は、大田原市にお住まいの泉井未里さん。
お子さんの渚智君(2)、お友達の村田さん、藤巻さんの4人連れで来館してくださいました。

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渚智君が動物好きなので、今日は博物館へ行ってみようかな、と思ったとのこと。
県立博物館に来るのは初めてなのに、企画展来館2万人目になるなんてビックリしたそうです。
今日は、博物館全体をゆっくり見たいとおっしゃっていました。

当館の齋藤宏夫館長から、記念品として、企画展の図録、レッドデータブックとちぎ2018、そして、トキやモリアオガエルなどのフィギュアが贈呈されました。

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・・・「レッドデータブックとちぎ2018」は、10月8日(月祝)まで開催中!・・・
これから開催されるイベントは・・・
9月16日(日)午後1時30分~3時 学芸員とっておき講座「いろいろな地衣類」
9月17日(月祝)午後2時~3時 「学芸員による展示解説」
9月24日(月祝)午後1時30分~4時30分 特別講演会「栃木県のトウキョウサンショウウオの現状と保全活動」
9月30日(日)午後1時30分~3時 リレー講座「レッドデータブックとちぎの地形・地質・動植物」最終回「セキツイ動物」

充実したメニューでお待ちしています。

(自然課)