栃木県立博物館では、毎年、ボランティアを募集しています。
博物館ボランティアの活動内容は、調査の協力からイベントのお手伝いまで様々です。
興味があれば、専門的な知識がなくても大丈夫です。
たとえば、毎月第3日曜日に開催の県博デーでは、毎回たくさんのボランティアの皆さんに協力していただいています。
また、ボランティアの皆さんを中心としたイベント等の計画・運営なども考えていきたいと思います。そのための「活動のアイデア」なども募集しています。
やってみようかな?と思った方は、↓をクリック!
H31博物館ボランティア募集要項(PDF形式)
H31登録申込書(PDF形式)
H31登録申込書(Word形式)
申込書に必要事項を記入し、博物館までご提出ください。よろしくお願いいたします。
【しめきり:3月25日(月曜日)】
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(↑写真は、ボランティア主催イベント「風車づくり」の様子)
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(↑写真は、ボランティア主催イベント「木の実細工づくり」の様子)
2月2日(土)より、自然系テーマ展「あつまれ!自然好き-ポスター発表-」が始まりました!
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「あつまれ!自然好き」は、栃木県内で自然について調査している団体や自然環境の保全活動を行っている団体の方に、調査成果や活動内容について発表していただこう!そして、多くの方に、その内容を知っていただこう!という行事です。
ポスター発表では、活動グループ9団体がポスターや写真、パンフレットなどによって、調査成果や活動内容などの紹介をしています。
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栃木県内でどのような団体が活動しているのか、参加するにはどうすればいいのか、を知る良い機会です。ぜひ足を運んでみてください。
また、2月24日(日)には、「あつまれ!自然好き」の研究・活動発表会が行われます。
12団体が発表します。
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写真は昨年度の発表の様子です。
小学生の自然観察あり、中学生・高校生の研究発表あり、大人たちのグループの調査・活動の紹介あり、と発表者の年代はさまざま。
内容も、雑木林や水田の動植物から、身近な自然環境の保全、さらにジオパーク構想まで、広い範囲にわたります。
活動している人たちの話を直接聞いたり、質問したりすることもできます!
ぜひお越しください!
(自然課 鈴木)
2月3日(日)、講座「豚足(とんそく)で骨格標本をつくろう」を開催しました。
参加者は11人。講師は当館の浅羽学芸嘱託員。当館で哺乳類の骨格標本作りの仕事をしている、筋金入りのプロフェッショナルです。
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今回は、豚骨スープなどの食材として売られている豚足を解剖し、中にある骨をじっくり観察します。
豚足は、ブタの手首や足首の先の部分。参加者1人1個ずつチャレンジします。
いよいよ解剖開始!のその前に、浅羽さんから「皆さんがお持ちの豚足は、右手?左手?右足?左足?」とさっそく課題が出されます。
手首や足首周辺の骨の数や形で、前後左右がわかるとのこと。いきなり、マニアックな解説です。
ちなみにこれは、左手(左前足)。
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こちらは左足(左後足)です。
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違いがわからないって?この講座に参加しなかったことが悔やまれますね・・・
参加者それぞれ、自分の豚足が、手なのか足なのか、右なのか左なのか、わかったところでいよいよ解剖が始まります。
はさみを使って、ジョキジョキと皮や筋肉を取り除いていきます。
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ブタの指は4本。太いのが中指と薬指。両脇の小さいのが人差し指と小指です。
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小さい骨をなくさないように気をつけながら、中の骨を取り出していきます。そして、浅羽さんが用意した、「豚足の骨 まるわかりパウチ」の上に、1個1個乗せていきます。
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すべての骨を取り出し終えたところで、今日の講座は時間切れ。
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しかし、講師の机の上には、きれいにできあがった骨格標本が・・・。
どうすればそのような骨格標本を作れるのか、浅羽さんが解説します。みなさん、家に持ち帰って完成させたい!という気持ちがくすぐられます。
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というわけで、この日取り出した豚足の骨と、先ほどの「豚足の骨 まるわかりパウチ」、そして骨格標本の作り方が詳しく書かれた解説資料をおみやげに、みなさん家路につかれたのでした。
かっこいい骨格標本が完成しますように!!
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(自然課 林)
当館では2月に以下の展示を開催いたします。
★テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」12月22日(土曜日)~4月7日(日曜日)
★テーマ展「栃木の民間信仰-モノに表れた人々の祈りと願い-」1月12日(土曜日)~2月11月(月曜日)
★テーマ展「初物づくし-新収蔵品初公開!-」1月12日(土曜日)~2月11月(月曜日)
★テーマ展「あつまれ!自然好き」2月2日(土曜日)~3月3日(日曜日)
★テーマ展「下野国から栃木県へ-栃木県を形作った人々-」2/23(土曜日)~4/7(日曜日)
2月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。
※ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。
※土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。
2日(土曜日) テーマ展「栃木の民間信仰-モノに表れた人々の祈りと願い-」
3日(日曜日) テーマ展「初物づくし―新収蔵庫初公開―」
9日(土曜日) テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」
10日(日曜日) テーマ展「栃木の民間信仰-モノに表れた人々の祈りと願い-」
11日(月曜日) ロビー展示「岩石・鉱物」
16日(土曜日) テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」
17日(日曜日) キッズツアー「さあキミも!とりキッズ!!」
23日(土曜日) テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」
24日(日曜日) テーマ展「下野国から栃木県へ-栃木県を形作った人々-」
※テーマ展は約20分、企画展は約40分、ロビー展示は約15分、キッズ・ツアーは約30分程度を予定しております。
☆キッズ・ツアーとは...?☆
通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。
解説場所については、当日の館内の掲示板にてお知らせいたします。
また、2月の休館日は、
4日(月曜日)、12日(火曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
皆さんこんにちは。いつも博物館をご利用下さいましてありがとうございます。
矢板市立片岡小学校6年生の皆さんと、特別体験プログラム「化石発掘体験」を行いました。
まずはじめに、展示室内で地層や化石について解説を聞きました。
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地層の白い部分は、「珪藻(けいそう)」が化石になったものです。顕微鏡で観察しないとわからないくらい小さな化石の集まりです。
![IMG_0344_R.JPG](/news/2019/01/25/IMG_0344_R.JPG)
この地層からは、木の葉の化石がよく見つかります。今回は、この「木の葉化石」を取り出す体験をします。
![IMG_0355_R.JPG](/news/2019/01/25/IMG_0355_R.JPG)
部屋を移動して、みんなで発掘体験です。どんな化石が見つかるか楽しみですね。
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さっそく発見です!きれいな化石が見つかりました。やったね!
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細かい所もていねいに石を取り除いて化石を取り出します。みんなとっても真剣です。
取り出した化石は友達と上手に分けて、お土産としてお持ち帰りです。皆さん満足そうな表情で、充実した活動だったようでした。ありがとうございました。
博物館では、学校を対象に館内で行える体験プログラムをご用意しています。
博物館を利用しようとお考えの先生方、ぜひご検討ください。詳細は、当ホームページ内「先生方へ」のバナーをクリックして下さい。
教育広報課 沼尾
みなさん、こんにちは。
いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。
今回は、宇都宮市立簗瀬小学校、茂木町立逆川小学校、宇都宮市立瑞穂台小学校の皆さんと「むかしのくらしと道具」について出前授業を行いました。どちらの小学校も3年生の皆さんです。
【宇都宮市立簗瀬小学校の様子】
![1.jpg](/news/2019/01/25/1.jpg)
石臼で大豆をひく体験です。思った以上に重くて大変です。少しずつ粉になっていく様子が分かりましたね。
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この蓄音機は、約80年前につくられたものです。当時のレコードの音をみんなでききました。蓄音機は電気を必要としません。今とは全く違いますね。
![3.jpg](/news/2019/01/25/3.jpg)
水桶に15リットルの水を入れて、実際に担ぎました。とても重くて、歩くのも一苦労です。
【茂木町立逆川小学校の様子】
![電話.jpg](/news/2019/01/25/%E9%9B%BB%E8%A9%B1.jpg)
今の携帯電話と比べると、電話の形や大きさがずいぶん違いますね。技術の進歩で今ではとても小さくなりました。
![天秤.jpg](/news/2019/01/25/%E5%A4%A9%E7%A7%A4.jpg)
こちらの水桶も15リットルの水が入っています。担ぐコツをつかむと上手に運べますね。
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これは「薬研(やげん)」という道具です。石臼と同じく粉を作るための道具です。おもに平たいものなどを粉にします。
【宇都宮市立瑞穂台小学校の様子】
![RIMG1462_R.jpg](/news/2019/01/25/RIMG1462_R.jpg)
この傘は「番傘」と言います。おもに男の人がつかいました。昔の傘は「竹と紙」でできています。みんな真剣に話を聞いていて立派ですね。
![RIMG1463_R.jpg](/news/2019/01/25/RIMG1463_R.jpg)
石臼の中を確認しています。中心から外側にいくにつれて、だんだん粉状になっているのが分かりますね。
![RIMG1472_R.jpg](/news/2019/01/25/RIMG1472_R.jpg)
こちらでも水桶担ぎに挑戦です。立ち上がるだけでも一苦労ですね。でも、無事に担げてよかった~
どの学校でも、児童の皆さんは一生懸命メモをとったり、話を聞いたりしていて、とても素晴らしい態度でした。ありがとうございました。よい経験でしたね。
当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)
電話:028-634-1312(教育広報課)
教育広報課 沼尾
みなさん、こんにちは!
博物館では、冬のこの時期、ちょっと昔の暮らしに使っていた、道具や玩具の展示を行っていて、大勢の小学生のみなさんに、ご来館いただいております。
ご家族や、お友達とも、ぜひ、いらしてくださいね!
1月20日の県博デーに、キッズツアー「下野かるたで遊ぼう」を行いました。
ご参加いだたいた皆さま、ありがとうございました!
当日の様子を少し、ご紹介いたします。
![IMG_0295_R.JPG](/news/2019/01/25/IMG_0295_R.JPG)
お隣の群馬県には、「上毛かるた」があって、県民みんなに親しまれています。
「つる舞う形の群馬県」なんて、テレビ番組で、群馬県出身の芸能人が、嬉しそうに話しているシーンを、見たことありませんか?
実は、栃木県のかるたも、あるんです!!
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今から40年くらい前、昭和52年に、私たちのふるさとを知って、栃木県っていいところだな、という気持ちが高まるように、作られたのが、「下野かるた」です。
栃木県で有名な、歴史のある場所や、行事、自然のことなどが、たくさん取り上げられています。
栃木県の昔のことや、自然のことが、よくわかる場所といえば、ここ、栃木県立博物館ですよね?
みんなで、下野かるたに出てくるものを、展示室に探しに行きましょう!
下野かるたの絵札と同じものを探しながら、お話を聞いてもらいました。
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「め」は日光東照宮の陽明門、「や」はヤシオツツジ...
他にも、たくさん見つかりましたね!
はじめの場所に戻って、下野かるたで、かるた取りをしました。
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みんな、かるた取りが上手で、動きが素早いね!
みんなの取った札を並べてみると、「ありか(")とう またきてね」になりました。
栃木県といえばコレ! いちごバッチがお土産です。
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次回のキッズツアーは、2月17日(日曜日)、「さあキミも!とりキッズ!!」です。
身近な鳥、山や水辺の鳥を、博物館のはくせいなどをつかって紹介するよ!
また、この日は県博デー(博物館の日)として、他にもたくさんのイベントを開催いたします。
みなさまのご来館を、お待ちしています!
(教育広報課 解説員 落合)
皆さまこんにちは!
新年、最初の博物館でやってみよう!は、1月13日に「体験!ちょっと昔の暮らし」を行いました。
ちょっと昔の人々はどのような道具を使い、どのような生活をしていたのでしょうか?
今回は展示室をご案内したあと、実際に体験してもらいました!
まずは本日の流れをお話しして...
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展示室からスタートです。
現在行っている、テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころのくらし」を見に行きました。
こちらでは、主に大正時代~昭和時代の中頃にかけて使われた生活の道具とおもちゃが展示されています。
当時はどのような道具を使い、どのような生活をしていたのでしょうか?
衣・食・住のコーナーごとにご紹介しました。
今は当たり前にある、電気や水道やガスは、昔は充分でなかったため、身の回りのものは、ほとんど自分たちで調達していました。
その分、今よりもずっとずっと手間や時間がかかりましたが、人々は工夫しながら日々の生活を送り、たくさんの知恵を身につけていきました。
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皆さん、熱心に聞きながらメモを取っています。