12月のミュージアムツアーのご案内

当館では12月に以下の展示を開催いたします。

テーマ展「昭和天皇の生物学御研究」11月26日(火曜日)~1月19日(日曜日)

★テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」12月14日(土曜日)~4月5日(日曜日)


12月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

ミュージアムツアーは1330分から開催しております。

土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。なお、第3日曜日はキッズ・ツアーを開催します。

 

12月1日(日曜日)  テーマ展「昭和天皇の生物学御研究」

12月7日(土曜日)  テーマ展「昭和天皇の生物学御研究」

12月8日(日曜日)  スロープ展示

※8日14時から15時まで、学芸員によるテーマ展「昭和天皇の生物学御研究」の展示解説もございます)

12月14日(土曜日) テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」

12月15日(日曜日) キッズツアー「ネズコレフレンズ」

12月21日(土曜日) テーマ展「昭和天皇の生物学御研究」

12月22日(日曜日) テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」


テーマ展・スロープ展示は約20分、キッズツアーは約30を予定しております。

 

キッズツアーとは?

通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。

解説場所については、当日の館内の掲示板や館内放送にてお知らせいたします。

 

また、12月~年始の休館日は、

12月2日(月曜日)、9日(月曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、28日(土曜日)~1月4日(土曜日)です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

出前講座「十二単と狩衣の着付け体験」を行いました

11月23日(土曜日)、さくら市の瀧澤家住宅にて「十二単と狩衣の着付け体験」を行いました。

当日の様子を紹介します。まずは、十二単の着付けの様子から。

博物館の解説員と、さくら市ミュージアムの職員で、1枚1枚丁寧に着付けさせていただきました。

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最後に着用する裳(も)は、腰から下、後ろの部分しかありません。

そのため、モデル役の方には後ろを向いてもらい、参加者にじっくり見ていただきました。

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男性や、希望する女性には狩衣も着ていただきました。

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十二単に比べれば、身に着ける着物の枚数は少ないのですが、それでも「動きにくい」との声がありました。

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親子で十二単と狩衣を着て記念撮影された方もいました。

楽しんでいただけたようで良かったです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

(教育広報課 中村)

みなさんこんにちは!

秋もすっかり深まって風が寒くなってきましたね。体調を崩されぬようお気をつけてください。

11月17日日曜日、県博デーにキッズツアー「よろい・かたなばなし」を行いました。

みんなが知っている鎧や刀についてお話をさせていただきました。

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こちらは体験用の鎧です。

今でもドラマやアニメやゲームなどで私たちも目にする鎧や刀ですが、

昔争いのために使われていた道具でした。

しかし改めてよく見てみると道具としての機能面だけではなく、その製作者、使用者が込めた願いが垣間見えます。

まず最初に刀のお話をさせていただきました。

おもちゃの刃物と実寸大の刀の写真を皆さんに見ていただきました。

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おもちゃの剣は外国の剣がモデルになっています。おもちゃのほうは両方が刃になっているのに対し、日本刀は片方だけ刃になっています。

日本刀は斬りかかるように使っていたのに対し、外国でこのような武器は先端を突くように使っていたようです。

そのためか外国で使われていた鎧は、隙間の少ない、全身を覆ったような鎧が多いようです。

鎧は当時どのような武器を使っていたかで、見た目や素材が変わります。

博物館の体験用の鎧を見てみましょう。

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簡単に胴の部分だけ着てもらいました。

どちらも日本の鎧なのに見た目や形が違います。

左の鎧は『大鎧』。平安時代から鎌倉時代に使われた鎧で、馬に乗って弓引くのに適した鎧です。

右の鎧は『当世具足』。戦国時代に使われていた鎧で、金属で作られています。銃の弾を防ぐために造られた鎧です。

それぞれの時代に使われていた武器に合わせて鎧は実用的に変化していきました。

え、日本刀は?と思われるかもしれませんが、実は弓矢や銃に比べると日本刀が戦に使われる機会はあまりなかったようです。

そして戦が多くなってくると、武具の製作者、使用者は願いを込めてこんな武具を使うようになりました。

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こちらは当館の展示室1にj展示してあります。兜に二股大根がついていますね。

二股大根は縁起のいい野菜だと考えられており、大黒天という神様のお供え物になっていました。

戦の多い不安定な時代は仏様や神様に戦の無事を願ったり、戦に勝てるようにと、

縁起のいいものを模して兜に飾りつける『変わり兜』が見られるようになりました。

全国の変わり兜の中には虫や動物や様々なものに模したユニークなものもあります。その形にこめられた意味と合わせて是非調べてみてください。

実はこうした願いは刀の刀身にも見られます。

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こちらは博物館で収蔵している日本刀「太刀 銘 勝広造」の写真です。※普段は展示しておりません。

このように梵字が彫られているものがあります。梵字は一文字で仏様をあらわしており、こちらの梵字は不動明王をあらわしています。

 

鎧や刀のなかには、戦の道具としての機能面だけではなく、当時の使用者の願いがこめられています。

当館や他の施設で鎧や刀を御覧になった際、是非それぞれの武具や武器にこめられた願いも想像して頂ければと思います。


次回の県博デーは12月15日(日曜日)です。キッズ・ツアーは「ネズコレフレンズ」を行います。

来年の干支「ネズミ」のいろいろなお話をします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

教育広報課 解説員

講座「火山灰は宝石箱」行いました!

11月9日(土曜日)、講座「火山灰は宝石箱」を行いました。

この講座は、出前講座などでも人気の講座です!

今年も色々な場所で出張講座をやらせていただきましたが、県博で行うのは、今回が初めて。

当日は、15名の方がご参加くださいました。

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火山灰の中から宝石を見みつけるためには、火山灰を洗わなくてはいけません。

ちょっと大変な作業ですが・・・みなさん、ご家族で協力して、楽しそうに火山灰を洗っていました!

本日は3種類の火山灰を用意しました。

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洗った火山灰を顕微鏡で観察します。

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お配りした写真と見比べて、洗った火山灰がどこの火山からでたものかを当ててもらいます!

「きれい~!」とスマホのカメラで撮影する方もいらっしいました。

まさに火山灰は、宝石箱なのです!

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最後にみんなで答え合わせをしました。

火山灰のどんなところを見比べましたか?という質問に、

「大きさ」「色」などと答えてくれました。

みなさん、よく観察してくれました!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

(自然課 薄井)

11月のミュージアムツアーのお知らせ

当館では11月に以下の展示を開催いたします。

★企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」10月12日(土曜日)~11月24日(日曜日)

★テーマ展「昭和天皇の生物学御研究」11月26日(火曜日)~1月19日(日曜日)

 


11月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

※ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。

※土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。なお、第3日曜日はキッズ・ツアーを開催します。

11月2日(土曜日)  企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」

11月3日(日曜日・祝日)  企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」 

11月4日(月曜日・祝日)  企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」

11月9日(土曜日)  ロビー展示「大地のつくりと変化」

(11月9日は、14時から15時まで、学芸員による企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」の展示解説もございます)

11月10日(日曜日) 企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」

11月16日(土曜日)  企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」

11月17日(日曜日) キッズツアー「よろい・かたなばなし」

11月23日(土曜日・祝日) 企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」

11月24日(日曜日)  企画展「昭和ノスタルジー―なつかしい栃木の情景―」

11月30日(土曜日)  テーマ展「昭和天皇の生物学御研究」


※ロビー展示は約15分、テーマ展は約20分、

 キッズ・ツアーは約30分、

 企画展は約40分の解説を予定しております。

☆キッズ・ツアーとは?☆

通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。

解説場所については、当日の館内の掲示板や館内放送にてお知らせいたします。

 

また、11月の休館日は、

5日(火曜日)、11日(月曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

皆さん、こんにちは。

先日の10月26日(土曜日)に「わかぴったん」を行いました。

こちらの体験は、博物館と宇都宮短期大学附属高等学校日本音楽部さん達とのコラボ企画です!

その様子を少しご紹介します。

 

初めに、百人一首体験を行いました。

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なんと、宇都宮頼綱(蓮生)さんと藤原定家さんの二人がゲストで参加してくれました。

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皆さん、楽しそうですね!

次は、宇都宮短期大学附属高等学校日本音楽部の生徒さんによる箏の演奏です。

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箏の音色が綺麗で素敵な演奏でした!

最後に、箏の体験を行いました。

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宇都宮短期大学附属高等学校の生徒さんたちが、箏の弾き方を優しく教えてくれました。

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箏に触るのも初めてという方がほとんどでしたが、全員で「サクラサクラ」の曲を弾くことができました!


体験に参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

次回の博やろは、「鎧を着てみよう」(11月2日)です。

皆さまのお越しをお待ちしております!

                                             教育広報課 中村・阿見・細谷

みなさんこんにちは!

1020日の県博デーで、キッズツアー「ノスタルジーってなんだろう?ちょっと昔にタイムスリップ!!」を行いました。

タイトルにある「ノスタルジー」とは、「過ぎ去った時間や時代、故郷を懐かしむ気持ち」という意味があります。ただいま開催中の昭和のくらしを伝える企画展を巡り、保護者の方には「ノスタルジー」を感じていただき、お子様にとっては新たな発見ができるような解説を行いました。

その様子を少しだけご紹介します。

こちらは、各家庭に電気が普及していなかったころの囲炉裏の様子です。子ども達にとっては、時代劇の中にタイムスリップしたような気持ちでしょうか...。みんな目を丸くして、積極的に質問をしてくれました。IMG_1911_R.JPGIMG_1912_R.JPG

こちらは、遊びのコーナーです。ちょっと懐かしいおもちゃや街並みが再現されています。せっかくなので、みんなで輪投げをして遊んでみました!今とは違って、昔は大人から子どもまでみんなで一緒に遊べる遊びがたくさんありました。

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参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

開催中の企画展は、大人から子どもまでみんなが楽しめる展示となっています。ぜひ博物館にきて、「ノスタルジー」を体感してみてくださいね。


次回の県博デーは1117日(日曜日)です。キッズ・ツアーは「よろい・かたなばなし」を行います。みんなも知っている鎧(よろい)・刀(かたな)。そこにこめられた、ひとの想いを見てみよう。

皆さまのお越しをお待ちしております。

教育広報課 解説員

栃木県博物館協会加盟館園の開館状況について

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台風19号による被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

栃木県博物館協会加盟館園におきましても、地域によって床上浸水等の被害が発生いたしましたが、現在は別表のとおりの開館状況です。ただし、今後変更等が生じる可能性もありますので、詳しくは各館園にお問い合わせください。

被害に遭われた方々へは、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

R2栃博協会員:台風19号被災状況_修正版.pdf

移動博物館のお知らせです。

矢板市郷土資料館企画展「中世陶磁器の世界~矢板の中世と県博コレクション~」

塩谷朝業が活躍した鎌倉時代以降を中心に、矢板市川崎城跡と御前原城跡の発掘出土品、当館の陶磁器コレクションを展示しています。

川崎城跡出土の常滑大甕をはじめ、たくさんの中世陶磁器をご紹介します。ぜひ、この機会にご覧いただければ幸いです。

期間:令和元年9月21日(土)~11月4日(祝)

開場:矢板市郷土資料館 多目的ホール

移動博チラシ(矢板).pdf

≪ワークショップのご案内≫

模造紙で「烏帽子」を作ってみよう!

日時:令和元年10月19日(土)

   10:00~12:00

場所:道の駅やいた レストラン前

参加:申し込み不要。材料が無くなり次第終了。

  ※無料で体験することができます。

※所要時間は10分程度。完成品はお持帰りできます。

「烏帽子作り体験」は、展示期間中に矢板市郷土資料館でも体験することが出来ます。

※材料が無くなり次第終了。

矢板市郷土資料館

〒329-2501

矢板市上伊佐野761-2

電話・FAX:0287-43-0423

開館時間:10:00~16:00

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日が休館)

入館料:無料

みなさまこんにちは!

9月28日(土曜日)に博物館でやってみよう!の「古墳時代の衣装を着てみよう」を行いました。

たくさんのご参加ありがとうございました。

それでは当日の様子をご紹介します。


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最初に簡単に古墳時代について解説!

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古墳やはにわを写真やレプリカを交えてお勉強しました。

それではいよいよ体験です!

実際に古墳時代の人になりきっていただきました。

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仲がいい子たちでパシャリ!

この衣装は身分の高い人が特別な儀式の時だけに着ていたとされる衣装です。

緑色の衣装が男性用、黄色の衣装が女性用です。

ちなみに解説した私たちが着ていた衣装は貫頭衣(かんとうい)と呼ばれるものです。

身分の低い人が着ていました。

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大人の方もいい笑顔でパシャリ!

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衣装交換してパシャリ!

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最後に女の子同士でパシャリ!

年齢、性別問わず、多くの方に楽しんでいただきました。ありがとうございました!

(衣装デザイン協力) 栃木県埋蔵文化財センター様


10月の博物館でやってみよう!のお知らせです。

13日(日曜日)「十二単を着てみよう」

 気分は平安美人!?十二単を着てみよう!

26日(土曜日)「わかっぴたん」

 宇都宮短期大学附属高等学校の方による箏の素晴らしい演奏を行います。

 また、宇都宮とも深い関係を持つ、百人一首の体験も行います。

どなたでも参加可能です。

お気軽に博物館へお越しください。お待ちしております。

(解説員:杉山 阿見)