当館では11月に以下の展示を開催いたします。

★企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」10月10日(土曜日)~12月20日(日曜日)

★テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」7月18日(土曜日)~12月13日(日曜日)

★テーマ展「日光の手仕事」8月29日(土曜日)~12月20日(日曜日)

★テーマ展「日光産の標本から学名がついた動植物」10月10日(土曜日)~3月7日(日曜日)

★テーマ展「写山楼-谷文晁一門の絵画学習-」10月31日(土曜日)~12月20日(日曜日)


11月15日(日曜日)には、家庭の日コラボイベント県博(けんぱく)デーを行います!

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11月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

※ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。

※土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。なお、第3日曜日はキッズツアーを開催します。

11月1日(日曜日) ロビー展示「大地のつくりと変化」

11月3日(火曜日・祝日) 企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」

11月7日(土曜日) 企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」

(11月7日は、14時からテーマ展「写山楼-谷文晁一門の絵画学習-」の学芸員による展示解説もあります)

11月8日(日曜日) 企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」

11月14日(土曜日) テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」

(11月14日は、14時からテーマ展「日光産の標本から学名がついた動植物」の学芸員による展示解説もあります)

11月15日(日曜日) キッズツアー「ユカイ キカイな貝のお話」

11月21日(土曜日) テーマ展「日光産の標本から学名がついた動植物」

(11月21日は、14時から企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」の学芸員による展示解説もあります)

11月22日(日曜日) テーマ展「日光の手仕事」

11月23日(月曜日・祝日) 企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」

11月28日(土曜日)企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」

11月29日(日曜日)テーマ展「写山楼-谷文晁一門の絵画学習-」

※企画展は約40分、テーマ展は約20分、キッズツアーは約30分を予定しております。

 なお新型コロナウイルス感染拡大防止のため人数を制限する場合があります。

 詳しくは当日受付までお問合せください。

☆キッズツアーとは?☆

 通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに内容をかえて解説を行います。

 解説場所については、当日の館内の掲示板や館内放送にてお知らせいたします。

 
 また、11月の休館日は、

 2日(月曜日)、4日(水曜日)、9日(月曜日)、16日(月曜日)、24日(火曜日)、30日(月曜日)です。

 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

みなさん、こんにちは!

11月に入り、だんだんと葉が赤く色づいてきましたね。

博物館の隣の中央公園では、毎年きれいな紅葉が見られますよ!紅葉をバックに一句詠んでみてはいかがでしょう?

 

先日の10月24日に博物館でやってみよう!「わかぴったん」を行いました。

「わかぴったん」では、宇都宮市ゆかりの百人一首の成り立ちを知ってもらおう!というイベントです。

今回は栃木県立博物館の開館記念イベントの一部として行いました。

その様子を少しだけご紹介します。

なんと!あの宇都宮にゆかりのある鎌倉時代の有名人がゲストとして来てくださいましたよ!


開館記念イベントとは、今年で38年目となる栃木県立博物館の開館の日(10月23日)を、宇都宮短期大学附属高等学校さんといっしょにお祝いしよう!というコラボ企画です。

「わかぴったん」は「ミュージアム・パフォーマンス」部門に登場しました。

 

最初は、日本音楽部による箏(こと)の演奏です。

とてもきれいな音色で、みなさん息の合ったすばらしい演奏でした!

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次に「わかぴったん」のコーナーです。

ここでゲストの登場です。

蓮生(れんしょう)さんと藤原定家(ふじわらのていか)さんです!

なぬ!?ご存じないですか?

蓮生さんとは、第5代宇都宮氏当主宇都宮頼綱(よりつな)さんのことです。

鎌倉将軍源頼朝公にお仕えしていた方なのですが、お坊さんとなり、蓮生と名前を変えました。

藤原定家さんは、鎌倉時代の有名な歌人で、蓮生さんとは親戚です。

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せっかくですので、今回は蓮生さんと定家さんのお二人に百人一首の成り立ちを語っていただきました。

百人一首は、蓮生さんの京都にある別荘のふすまに飾る歌を定家さんに選んでもらったのが始まりだそうですよ。

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みーたんも来てくれて、

鎌倉時代と縄文時代の夢のコラボも実現しました!

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みなさんに百人一首の成り立ちを知ってもらったところで、

百人一首部による百人一首のデモンストレーションです。

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優雅な歌が詠まれると同時に槍を突き刺すかのように札をとる様子はとても圧巻でした。

熱い戦いをありがとうございます!

 

ご来館いただいた皆様、いっしょにお祝いしてくださった皆様、ありがとうございました!


次回の博物館でやってみよう!は、

 11月22日(日曜日) 紙すきでオリジナルハガキづくり

  紙は何でできているの?どうやってつくるの?自分だけのハガキをつくってみよう!

 ※ 予約が必要です。お電話お待ちしています!

  

3密対策、消毒等の感染症対策を行っておりますので、安心してご参加ください!

ご来館お待ちしています!

解説員 細谷 阿見

【11月1日まで】下野手仕事会展が開催中!

みなさまこんにちは!

中央公園の木々も少しずつ色づき出して、いよいよ秋本番といった今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

栃木県立博物館では、
10月27日(火曜日)から11月1日(日曜日)まで、
下野手仕事会主催の「第47回 下野手仕事会展」を開催しております。

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昨日も当館エントランスには、栃木県内の名だたる職人の方々が大集結して、
自慢の伝統工芸品や民芸品の展示や販売が行われ、大いに賑わいました。
普段は、物寂しい...もとい、広々としたエントランスも、ご覧の通りの変貌。

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さらに、職人さんが目の前で手仕事を見せて下さる実演コーナーもございます。
売り物や展示品の姿でしか見たことのない作品たちが、
職人さんの手によって作り出されていく様子は感動の一言。
気になることがあれば、職人さんと直にお話することもできますよ!

初日は、
小砂焼(こいさごやき)の陶芸家でいらっしゃる藤田眞一さんと、
筒描藍染(つつがきあいぞめ)の染色家でいらっしゃる若菜萠さんに実演をしていただきました。

下野手仕事会の会長も務める藤田さんには、
ロクロを使った成型の工程を実演していただきました。
はじめは土の塊だったのに、少しずつ器の形になっていく様子は見ていて飽きません。
こうして形を作ったものを窯で焼いて、器になっていくのですね。
藤田さんには、10月30日と11月1日にも実演していただく予定ですので、
今回来られなかった方も、まだチャンスはあります!

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また、筒描藍染の染色家の若菜さんには、
渋筒という容器を使って、ノリで布に模様を描く「糊付け」の作業を見せていただきました。
ノリを塗った場所には糠を振るっていきます。
その部分は藍色に染まらないので、藍色の布地に白い模様を出すことができるのだそうです。
模様はとてもきめ細かいので、作業はとても慎重で繊細。思わず息を飲んでしまいます。
若菜さんには10月29日にもお越しいただく予定です。お見逃しなく!

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実演コーナーは、日によっていらっしゃる職人さんが変わります。
来館前には下の「実演日程」をチェックしてみてください。

実演予定.pdf

数々の栃木の名品。きっとあなたがビビッと来る作品とも出会えるはず...!
ちなみに2階の展示室ではテーマ展「日光の手仕事」も開催中です。
芸術の秋には、博物館で「職人の技と美」をご堪能ください!

(人文課 石川)

10月24日(土)、佐野市会沢町にて観察会「カタツムリ(陸の貝)を探そう」を開催しました。
今回の観察会は、現在開催中の第127回企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」の関連行事です。
佐野市の石灰岩地では、カタツムリがたくさん見つかります。
今回の観察会では、どんなカタツムリが見つかるでしょうか?

①始まりの挨拶.jpg

採集時のポイントや注意事項の説明があった後、さっそく、カタツムリ探しが始まりました。

②貝探しスタート.jpg

カタツムリが居そうな場所をじっくりと探していきます。
落ち葉の下を探す方や石灰岩の岩の表面を探す方など、様々です。

③探した貝の解説.jpg

各自の自由探索後、南谷学芸員から見つけたカタツムリの紹介がありました。

⑤見つけたカタツムリ.jpg

カタツムリの眼の位置に注目します。カタツムリの眼は、上の写真のように触角(しょっかく)の先にあるカタツムリと、触角の根元にあるカタツムリの2つのパターンがあります。

④ヒダリマキマイマイとヒタチマイマイ.jpg

さらに、カタツムリの殻の巻き方にも注目しました。
多くの巻貝が右巻きで、左巻きのカタツムリはわずかです。
今回の観察会では、右巻きのヒタチマイマイ(上の写真の右側)と左巻きのヒダリマキマイマイ(上の写真の左側)の両方の巻き方を観察できました(上の写真はどちらも死んで風化した殻です)。

⑥見つけた貝を数えてみよう!.jpg

ヒタチマイマイ、ヒダリマキマイマイ、カドコオオベソマイマイ、ニッポンマイマイ、キセルモドキ、ヒカリギセルなど、たくさんの種類のカタツムリが見つかりました。

観察会にご参加いただき、ありがとうございました。

なお、第127回企画展「貝ってすてき!~美しい貝、美味しい貝、とちぎの貝、大集合~」は12月20日(日)まで開催しています。
また、以下のように関連行事が予定されていますので、
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!

*11月15日(日)13:30~15:00 学芸員とっておき講座「美しき貝の世界」(要予約)
*11月21日(土)14:00~15:00 展示解説
*11月29日(日)13:30~15:30 記念講演会「住み続ける貝、入ってくる貝、そして未来は?」
                講師:千葉県立中央博物館学芸員 黒住耐二氏(要予約)
                ※聴講には当日の観覧券が必要です。
*12月6日(日)14:00~15:00 展示解説

詳しくはこちらをご覧ください。

(自然課 森嶋)

【友の会より】クリスマス特別講演会のお知らせ

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クリスマス特別講演会

『宇都宮城蓮池跡から学ぶ』

講師:宇都宮城跡蓮池再生検討委員会事務局長 友の会会員 印南洋造 氏

日時:12月13日(日) 13時30分~15時30分

会場:栃木県立博物館講堂

申し込み先:栃木県立博物館友の会 028-634-1319 Eメール tochitomo01@muse.pref.tochigi.lg.jp

定員:70名

参加費:会員無料 非会員500円

当館の観覧料について、新型コロナウィルス感染症の感染防止対策や来館者の利便性向
上を図るため、観覧料の支払い方法として、次のとおり「キャッシュレス決済」を導入しま
す。

※取消し返金はできませんので、事前に「利用するキャッシュレスの種類」「M割利用の有無」をご確認願います。(2022年2月追記)


1 導入日 令和2(2020)年10 月27 日(火)
2 決済対象 観覧料
*ショップ及びレストランでは、キャッシュレス決済は利用できません。
*当館でのチャージはできませんので、お気をつけください。
3 取扱決済種別
(1) クレジットカード: VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS 他
(2) 電子マネー(流通系):nanaco、楽天Edy、WAON、QUICpay、Apple Pay
(3) 電子マネー(交通系):Suica、Pasmo、他
(4) QRコード:LINEPay、メルペイ、auPAY、FamiPay、ゆうちょPay 他
(5) デビットカード:J-Debit

nanaco・楽天Edyは、その場での返金手続きができない仕様のため、2021年3月2日に取扱を終了いたしました。ご了承ください。

※NFC決済・LINEPayは、当館機器において決済時の不具合が多く見られたため、2022年9月13日に取扱を終了いたしました。ご了承ください。

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キッズツアー「めざせ☆和楽器マスター」を行いました!

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みなさんこんにちは!

1018日の県博デーで、キッズツアー「めざせ☆和楽器マスター」を行いました。その様子を少しだけご紹介します。

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和楽器とは、日本の楽器のことです。はじめに、様々な楽器の画像をみてもらい和楽器か外国の楽器かどうかをあてるクイズを行いました。結果は...全問正解です!ハープや雅楽の楽器など珍しい楽器でも、すぐに正解してくれました。

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つづいて、三味線や琵琶など和楽器についての解説と音色を聴いてもらいました。「琵琶やビンザサラの音色は、はじめて聴いたよ」というお子さんもいました。

今度は展示室1の中世コーナーへ移動して、「和楽器探し」をしてもらいました。昔つくられた絵巻物の中にも和楽器が描かれていることがあり、楽器そのものをみなくても当時どのように使用されていたか、どのようなデザインだったのかなど、色々なことを学ぶことができました。

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最後に、当館の収蔵品に触れたり音を出してもらいました。琴では、「さくらさくら」のメロディーに挑戦。館内に心地よい音色が響きました。参加してくださったご家族の皆様、ありがとうございました。

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さて、私の和楽器でのおすすめの曲は「春の海」です。おめでたい曲で、お正月にもよく耳にすることがあると思います。琴と尺八の音色が美しいので、ぜひ皆様も聴いてみてくださいね。


次回の県博デーは1115日(日曜日)です。キッズ・ツアーは「ユカイ キカイな貝のお話」を行います。「貝」ってどんな生き物か知ってる?不思議でおもしろい貝を見に行こう!

皆さまのお越しをお待ちしております。

教育広報課 解説員

栃木県立博物館では、令和2年度12月採用の会計年度任用職員を次のとおり募集します。

◯宇都宮市・任期4月・博物館解説員の募集(栃木県立博物館)
(令和2年12月~令和3年3月)※勤務成績が良好で一定条件を満たした場合、任用期間満了後に再度採用されることがあります(最初の採用から最長で5年間)
1採用予定人員 1名
2応 募 資 格 高等学校卒業以上、基本的なパソコン操作(Word、Excel 等)ができる者 等
3選考方法等 令和2(2020)年11月13日(金)小論文・面接
4受付期間 令和2(2020)年10月20日(火)~令和2(2020)年11月6日(金)

詳しくは募集要項を御覧ください。

①募集要項【解説(12月採用)】.pdf

②様式1選考願書【解説】 .pdf

③様式2 履歴書【解説】.pdf

10月17日(土曜日)、小山市立中央公民館にて移動講座「火山灰は宝石箱」を行いました。

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宝石と鉱物そして火山などのお話を聞いた後、いよいよ火山灰を観察します。

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今回は、2種類の火山灰を用意しました。

チャック袋に入れた火山灰を水で洗って、泥の部分を流します。

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すると火山灰の中に含まれる鉱物が観察しやすくなります。

顕微鏡をのぞくと「わぁ~きれい!」という声があがりました!

キラキラしている小さな鉱物たち。まさに火山灰は、「宝石箱」なのです。

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その他、高温石英取り出す体験もしてもらいました。

火山灰の中にも石英が含まれていますが、こちらは少し大きめです。

ピンセットでつまんでチャック袋に入れてお持ち帰りしていただきました。

ご自宅でも観察してみてくださいね。

親子で協力し体験していただき、ありがとうございました。

(自然課 薄井)

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11月7日(土曜日)栃木県立博物館にて

講座「火山灰は宝石箱」を開催予定!

くわしくはこちらをご覧ください。

みなさまこんにちは!

日が落ちるのが早くなってきましたね。肌寒くなってきましたのであたたかくしてお過ごしください。

栃木県立博物館では、926日の土曜日に、
「探検!縄文時代」を行いました。

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まずは展示室でお話を聞いてもらいました。

縄文時代ってどんな暮らしをしていたのかな。実際に見つかった道具を見ていただきました。

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次に縄文時代に関係のある道具などを実際に触ってもらいました。

実際に発掘された土器はどんな触り心地かな?動物の毛皮にも触ってもらいました。

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すり石、石皿で木の実に見立てた炒り大豆をすってもらいました。自然のものを生活の道具として使っていたようですね。

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参加していただいた皆様ありがとうございました。このイベントで縄文時代に興味をもっていただけたら幸いです。

次回の博物館でやってみよう!も11月7日土曜日も「探検!縄文時代」を行います。

 (内容は若干今回の内容から変更になることもあります。)

感染症拡大防止の対策をしてお待ちしております。 (解説員 荒川 落合)