中央公園の野鳥観察会

1月16日、県博デーの日曜日、中央公園緑の相談所と栃木県立博物館の共催で中央公園の野鳥観察会が開かれました。

開始時間の9時には、参加者27名の皆様がお集まりになりました。

観察会の講師として、バードリサーチの平野敏明さんと、日本野鳥の会栃木県支部の石塚文彦さんにお越しいただきました。

2班に分かれ、中央公園を一周しながら野鳥の観察を行いました。

P1162135.JPG中央池を観察しているところ。水面にはカルガモ、オナガガモ、カイツブリが見られました。

中央池ほとりのあずま屋の近くでカワセミが木の枝にとまっていて、参加者のみなさんはじっくりと観察することができました。とまっているカワセミのクチバシは黒く、オスであることもわかりました。カワセミの美しさに皆さんみとれていました。

P1162154.JPGあずま屋からカワセミを観察しているところ。

講師の先生のお話によると、今年は山間部には鳥のエサになる木の実が多く残っていて、平野部に出てくる鳥が少なめではないか、とのことでした。

P1162155.JPG県立博物館前でまとめの話をしているところ。

約1時間半の野鳥観察でした。本日観察できた鳥は、コゲラ、エナガ、カルガモ、オナガガモ、カイツブリ、アオサギ、ウグイス、ハシブトガラス、キジバト、モズ、メジロ、カワセミ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、シロハラ、シジュウカラなどでした。

キッズツアー「魚のはなし」を行いました

2022年も始まり、1月16日は今年初の県博デーでした。

今回行われたキッズツアーは「魚のはなし」でした。

はじめに、「魚とはどのような生き物でしょうか?」と質問しました。

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皆さん、思い思いに様々な特徴を言ってくれました。

魚の特徴は主に、

・水中で生活

・えらで呼吸する(人間は肺)

・ひれで移動

・変温動物(外の気温が変わると自分の体温も変わる!)

・体中が鱗に覆われている

等が挙げられます。(一部例外の魚もいます)

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その後、展示室2の奥に行きました。

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ここでたくさんの魚のお話をしました!

ウナギ、モツゴ、ドジョウ、ヤマメ(サクラマス)、サケ、などなど

魚クイズを交えながらのお話でした。

せっかくなのでここでブログをお読みの皆さんにもクイズを1問!

~ドジョウはえら以外でも呼吸をすることが出来ます。それはどこでしょう?~

①皮ふ

②腸

③肺

(答えはこのブログの最後にあります)

他にも外来種の魚のお話など、たくさんのことを学びました!

「捕まえた生き物は元いた場所に戻してあげる」「飼っている生き物は最後まで責任をもって育てる」など

とても大切なことです!

今回のツアーでお話したことは、ほんのごく一部です。魚にはとてもたくさんの秘密があります。

みなさんも少し魚に興味を持って頂けたでしょうか?

これからも魚をはじめ、博物館をよろしくお願いします!

次回のキッズツアーは、2月20日「どうぐのはなし」です!予約は不要ですので、お気軽にお越しください。

クイズの答えは②腸でした!

教育広報課 解説員 髙原

みなさんこんにちは!

毎日寒い日が続きますね。今年も、前向きに、明るく元気に始めたいと思います!

さて、1月10日(祝・月曜日)に "博物館でやってみよう!"「探検!縄文時代」を行いました。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

では、当日の様子をご紹介します。

縄文時代といっても『それはどんな時代?』、『どんなものを食べていたの?』、『どんなところに住んでいたの?』など、さまざまな疑問が浮かんでくると思います。そんなモヤモヤを少しでも解消できるよう、博物館の展示資料を見ながら、事前説明をさせていただきました。

みなさん、真剣に聴いてくださってありがとうございます。

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大谷寺洞穴遺跡では、人骨(複製)について、お話ししました。左右の骨の太さが少し違っています。生前、病気であったと考えられています。病気でありながら、成人に達するまで生きてこられたということは、縄文時代にはすでに介護のようなことが行われ、助け合いながら厳しい環境を生き抜いていたのではないか、と想像できます。このようなケアが行えたのも、縄文時代が定住社会であったことと、こうした人々を養えるだけの余力があったのではと考えられます。

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縄文土器が誕生したおかげで、人々は「食べ物を煮たり焼いたり」することができるようになり、さらに食べ物を料理して保存することができるようになったんです。縄文人の道具の中でも、縄文土器が極めて重要であったと考えられています。縄文土器のおかげで、旧石器時代の「獲物を追いかけ、移動する生活」から「一か所に落ち着いて住める生活=定住」になったんですね!

ちなみに「縄文土器」とは、縄文時代に作られ、使用された土器のことを言います。すべてに縄目文様があったわけではありません。多種・多様な文様があります。

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(展示を見ながら当時の縄文人の様子を思い浮かべているのかな?)

縄文人は貝を採集し、食べた後の貝殻を捨てました。貝塚は、その捨てた貝殻が堆積したものです。随分たくさん食べたんだね!旧石器時代から縄文時代になると、地球規模の温暖化によって南極・北極などの氷が融けだし、海面が上昇し、海岸線が内陸部に入り込みました。『縄文海進』と言います。現在の海岸線よりも50~60km奥地の埼玉県栗橋から栃木県藤岡付近まで内湾になったと推定されています。そういうわけで、海なし県の栃木県でも「篠山貝塚」や「野渡貝塚」などが見つかっているんです。

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博物館に展示されている犬形土製品は、国の重要文化財に指定されています。

縄文犬は、出土する骨などから、今の犬より凹凸の少ないキツネのような顔をしていたようです。大きさは、現代日本犬の柴犬とほぼ同じだったと考えられています。縄文人にとって、縄文犬は狩りの大事な相棒でした。時には、人と一緒に埋葬されていることもあり、かけがえのない存在だったことが想像できますね。縄文時代も "ペットロス" は、あったのかな?

さあ、これから縄文時代を実感していただくための"体験"です。縄文時代の道具などに触れることで、当時の生活を想像してください。

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普段は貫頭衣(かんとうい)という衣服をきていたようですが、冬にはこんな動物の毛皮を防寒用の衣服としていたかもしれませんね。縄文人は日本列島の四季に応じて衣服を替えていったと考えられています。でも衣服の形をしたものは、出土例がないので、あくまで推測ということです。

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"縄文カレンダー"から、縄文人がどんな物を食べていたのかをみなさんにお話しました。縄文人の食生活を支えたのは、日本列島の多彩で豊かな自然環境でした。縄文人は自然から恵みをいただくことで命をつなぐことができたんです。集落の周辺に多様な環境があって、しかも一年の季節の変化が春、夏、秋、冬とはっきりとしている日本列島は、食料資源に恵まれていたのかもしれませんね。

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打製石斧(だせいせきふ)は、主に土を掘る道具として使われました。写真の解説員が手に持っている打製石斧は、樹木の幹と枝分かれ部を利用して石器を幹の部分に装着しています。鍬(くわ)先や鋤(すき)先のように用いてイモ類を掘ったり、竪穴住居の床や柱穴を掘ったり、食料を保存する貯蔵穴を掘るのにも使われました。縄文人にとっては必需品の一つと考えられています。でも、これで土を掘るのは大変だったでしょうね。

最後に参加者のみなさんに縄文時代についての問題をお配りしました。解答が選択式の問題になっています。博物館の中に正解が展示されています。

みなさん、博物館の中を"探検"しながら、答えを見つけてくださいました。結果は、全員正解でした。ありがとうございました。

次回の"博物館でやってみよう"は、2月6日(日曜日)予約制の「化石レプリカづくり」ですが、大好評につき予約がいっぱいになってしまいました。申し訳ありません。

その次は、2月23日(水曜日)「折り紙でおひなさまをつくろう」です。予約は不要ですので、お気軽にお越しください。

教育広報課 解説員 細谷 小池

みなさんこんにちは!

2022年も栃木県立博物館では、様々な展示やイベントを開催する予定です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年最初の博やろは「化石をさがそう②木の葉石」を行いました。

その様子を少しご紹介します!


はじめに地層と化石についてのお話です。

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地層や化石はどうやってできるのかお勉強しました。

そしてレストラン横の渡り廊下へ移動し、これから割る木の葉石はどこから出てきたのか見てみます。

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渡り廊下からの眺め。

写真だと見えにくくなっておりますが当日は天気に恵まれて、釈迦ヶ岳をはじめとする三つの山々がよく見えました。

この山の向こうの那須塩原市で木の葉石が出てきます。

次に展示室へ移動しどうやって化石の出る地層ができたのか、そして今回割る石についてお話をしました。

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しましまの地層が面白いですね。

よく観察すると、地震などでできた断層も見られます。

さて!木の葉石についてお勉強したところで、いよいよ化石取り出し体験です!

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ハンマーとたがねでコンコン。慎重に割っていきます。

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葉っぱシートや本などでどんな葉っぱの種類なのかを調べ中

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化石はでてきたかな?

木の葉化石園では葉っぱだけでなく動物の化石も見ることができるそうですよ。


以上が今回の内容でした!

どうでしたか?地層って奥が深いですね。

そして化石ってとっても面白いなと感じていただけたら幸いです。

参加していただいた皆さま、ありがとうございました。

教育広報課 解説員 荒川・相子

【館内体験・出前授業・資料貸出】予約状況

館内体験・出前授業・資料貸出をご検討中の方は、ご確認の上、資料使用簿(R06).pdfに申込み(028ー634-1312)いただけますようお願いいたします。

※限られた職員数で対応しているため、館内体験と出前授業が同じ日に重なる場合はお断りする場合もございます。あらかじめご了承ください。

※申請書類の提出は実施日の2週間前までにお願いいたします。

【参考:体験の様子】

・貴族のくらし(十二単の着付けや触れる体験)

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・武士と鎧(鎧の着付けや触れる体験)

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・昔をしらべる(石臼粉ひき体験、水桶体験、昔の道具に触れる体験)

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・火山灰と鉱物(鹿沼軽石に含まれる鉱物観察)

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・川じゃりから化石を見つけよう!(県内の川砂利の中から小さな化石を見つける体験)

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◎勾玉づくり(滑石をやすりで削って勾玉を作る体験)※学校団体以外は有料

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◎化石取り出し(木の葉石原石からの化石取り出し体験)※すべての団体有料

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みなさん、新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年最後の開館日12月26日(日)に行われたキッズツアーについて、ご報告します。今回のキッズツアーは、「きょうりゅうと化石」というテーマでした。恐竜好きのお子さまがたくさん参加してくださいました。ありがとうございます。

まず事前に「恐竜について調べましょう」ということで、スライドを見ながら、参加者のみなさんに質問です。

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はじめに、「ゴジラとティラノサウルスは恐竜なのかな?」という質問に、参加されたみなさんは、『ゴジラは怪獣、ティラノサウルスは恐竜』とすぐに回答してくださいました。続けざまに、「なんで恐竜は本当にいたと分かるのかな?」との問いかけに、『化石』とまたすぐさまの回答!解説しているこちらがびっくり!!みなさん、恐竜について詳しいですね。

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続いて博物館に展示されている恐竜たちについて説明させていただきました。同じ時代に生きていたステゴサウルス、アロサウルス、カマラサウルスたちは、どんな風に生きていたのだろうか。化石から分かること、研究者のみなさんが唱えているいくつかの説についてお話ししました。ティラノサウルスの羽毛問題は、「生えているvs生えていない」で意見が分かれています。2つの説を行ったり来たりしています。

それから、化石がどのようにしてできるかについてもスライドで説明させていただきました。化石から恐竜の大きさだけでなく、どんなものを食べていたのとか、どんな環境で生きていたのかとか、何年前くらいに生きていたのかなど、たくさんのことが分かります。

最近の話題についての話の中で、羽毛恐竜のイラスト(復元図)を見て、すぐ『シノサウロプテリクス』と答えてくれた小学生がいらっしゃいました。これまたびっくり!!見てすぐにわかるなんて、たくさんの恐竜図鑑で調べていることが伝わってきました。恐竜に羽毛が生えている・・・これまで考えられなった事実が、シノサウロプテリクスの化石によって証明されました。鳥類が恐竜類であることを確定させる標本でもあり、"羽毛恐竜化石ラッシュ"のきっかけにもなりました。

参加したみなさんの知識量がものすごく、事前の恐竜の勉強は、必要なかったかも知れませんね。

それでは、博物館の恐竜たちに会いに行きましょう。

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アロサウルスは昔、ゴジラのように立っている姿(尾を地面につけ頭を高くして立っている)が考えられていましたが、今では、頭と尾が一直線になるすばやく走れる姿にかわりました。

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ステゴサウルスの背中の骨板については、いくつかの説がありまだはっきり分からないという話もさせていただきました。みなさん、きっと恐竜たちの世界を思いうかべているんでしょうね。

恐竜の世界は、まだまだ分からないことだらけです。もし今日参加されたみなさんの中で、これからもずーと恐竜に興味を持ち続けて、将来たくさんの謎を解明してくれたなら、とてもうれしいです。これからも、博物館の恐竜たちに会いに来てくださいね。待ってま~す!!

次回、1月16日(日)のキッズツアーは、「魚のはなし」です。予約は不要ですので、お気軽にお越しください。

教育広報課 解説員 小池

キッズツアー「昔のたたかいの道具」を行いました

皆さんこんにちは!

クリスマスが終わるとあっという間に新年を迎えます。新しい年を迎える準備はお済みでしょうか。

当館も今年は26日で観覧終了です。12月25日に臨時キッズツアー「昔のたたかいの道具」を行いました。

その様子を少しだけご紹介します。


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鎌倉(かまくら)時代の武士の世の中になると身分の高い武士は馬に乗って弓矢で戦うものというスタイルになりました。

那須与一の話は有名ですね。また源義経(みなもとよしつね)は自分の弓を海に落とした時に敵に弱い弓を使っていることを知られたく

ないので命がけで取りもどしました。それだけ弓は武士の面目(めんもく)にかかわる大切な道具だったということです。

栃木県では鎌倉(かまくら)時代の終わりにかつやくした宇都宮公綱(きんつな)が坂東一(ばんどういち)の弓取りとたたえられました。

今の和弓で日本どくとくのしくみと形を見てもらいました。

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戦国時代になるとヨーロッパから火縄銃(ひなわじゅう)が伝えられました。打ち方を実演(じつえん)してみます。

一発打つのにとても手間と時間がかかります。それでも当時はおどろきの道具でした。

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明治維新(いしん)の時に使われた四斤山砲(よんきんさんぽう)の中のうずまきもようのライフリングをのぞきこんで

見てもらいます。回転しながらたまが出るとねらいの正確性と飛ぶきょりが何倍もアップします。このえいきょうで鉄砲(てっぽう)も同じ仕組みになりました。


いかがでいたか。戦いにかぎらず道具は時代とともに進歩してきました。

今度は別のテーマの道具の歴史について調べてみるのもよいかもしれませんね。

参加していただいたみな様、ありがとうございました!

教育広報課 解説員 相子

毎月第3日曜日は県博デー!

12月19日(日)に、学芸員とっておき講座「ダンゴムシ」を行いました。

今回、ダンゴムシについてお話をしてくれるのは、昆虫以外の無脊椎動物を担当している南谷学芸員です。

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まず、南谷学芸員から質問がありました。

南谷学芸員「ダンゴムシはどれでしょう?」

正解は、①、③、⑤です。

②はアルマジロ、④はタマヤスデ、そして、⑥はなんとウサギのフンです!

皆さんは、分かりましたか?

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さらに、次の質問では、難易度が上がります。

南谷学芸員「ダンゴムシの足の本数を知っていますか?」

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正解は、14本!

実は、ダンゴムシはエビやカニに近い仲間。エビの仲間は頭胸甲から歩くための足が10本生え、腹部からは歩くのには使わない腹肢と呼ばれる小さな足を持っています。ダンゴムシも同様に、胸から14本の足が生え、腹部には小さな腹肢を持っています。ダンゴムシとエビには、このような共通点があることをぜひ観察してみてください!

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また、ダンゴムシやワラジムシの中には、突然変異で色が変わった個体が時々、見つかります。

写真は、県内で採集された非常に珍しい「部分白化」のワラジムシです。触角や、胸や腹、尾の一部が白くなっています。

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さらに、目を引くのが青いダンゴムシ。

こちらは、「イリドウイルス」という病気にかかったダンゴムシです。エビ、カニなどの甲殻類全般に感染する病気の為、特に、海に近い場所では発見できる可能性が高いです。

その他、マニアックな話題が続きました。

今回の講座では、ダンゴムシのとっておきな話に、参加者はメモを取り聞き入っていました。

今回のダンゴムシの話は、来年の2月19日から始まるテーマ展「ダンゴムシ」でさらに詳しく取り上げる予定です。皆様のお越しをお待ちしております。

(自然課 永嶋)

キッズツアー「うしのはなし」を行いました!

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みなさんこんにちは!

12月19日の県博デーでキッズツアー「うしのはなし」を行い、今年の干支である牛についてクイズを交えながらご紹介しました。

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牛の毛色は?と聞かれたら、「白黒」とこたえる方が多いかもしれません。牛乳でおなじみのホルスタイン種以外にも、実は牛にはたくさんの種類があり毛色や体格も様々です。

また、牛というと今では牧場などでしか目にする機会がないと思います。しかし、今からほんのちょっと前(昭和30年代ごろ)までの昔の日本では、農家が多く自宅に牛や馬を飼育するための厩(うまや)がありました。牛や馬は働き手として家族の一員のように暮らしていたのです。

他にも、牛には胃袋が4つあり消化のために「はんすう」を行っていることなど、ヒトとの体の違いについても解説を行いました。寒い中ご来館いただいた皆様、ありがとうございました。

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今月は県博デー以外にも、特別に臨時のキッズツアーを行います。12月25日(土曜日)には「昔のたたかいの道具」、翌日26日(日曜日)には、「きょうりゅうとかせき」を行います。どちらもご予約は不要ですので、お気軽にお越しください♪

教育広報課 解説員

みなさんこんにちは!

寒さがきびしい季節になってきました・・・体調をくずさないように気を付けてくださいね!

さて、12月12日(日曜日)に博物館でやってみよう!「木の実クラフトをつくろう」を行いました。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

当日の様子を紹介しようと思います!


12月と言えばクリスマスですね!

そんな季節にピッタリのクリスマスツリーの飾りやツリーのもけいを皆さんに作っていただきました!

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最初に、まつぼっくりについてのお話を特別ゲストのアカマツのマツコさんとストローブマツのぼっくりさんに説明してもらいました。

まつぼっくりってたくさん種類があるんですね!

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作り方の説明を受けてから作成開始!

たくさんあるまつぼっくりから好きのものを選びます!

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キレイなビーズがありますね!

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リボンやわたもありました!

これらの材料を使ってまつぼっくりをデコレーションしていきます!

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材料選びから真剣ですね!

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集中して作業しています!

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みなさん器用ですね!

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力作がたくさん産まれました!

クリスマスツリーがにぎやかになりますね!


1月の博やろは、1月9日(日曜日)予約制の「化石をさがそう②木の葉化石」ですが、大好評につき予約がいっぱいになってしまいました。申し訳ありません・・・。

1月10日(祝・月曜日)の「探検!縄文時代」は"予約不要"ですので、みなさんの参加をお待ちしています!

教育広報課 解説員 横山 荒川