本日、企画展「異界~あなたとふいにつながるせかい~」の入館者が1万人を突破しました。
ここまで、多くの皆様にご来館いただきまして、ありがとうございました。
1万人目となったお客さんは、
宇都宮市在住の戸崎祥花さん。
おうちの方と一緒にいらっしゃいました。
博物館にはこれまでも何回かいらっしゃっているとのこと。
スロープの花に興味をもっていると伺いました。
琴寄館長から、記念品として企画展の図録、当館の招待券、ペアのお食事券などが贈られました。
企画展「異界~あなたとふいにつながるせかい~」は、6月15日(水)まで、あと1ヶ月あります。
5月24日(火)~は、後期展示として一部出陳資料の展示替えもあります。
ぜひ、この機会に、不思議な「異界」について一緒に考えてみませんか?
※新型コロナウィルス感染症対策を万全にして、皆様のご来館をお待ちしております。
(人文課)
みなさん、こんにちは!
5月15日の県博デーに、キッズツアー「博物館的☆おはなし会」を行いました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
当日の様子を少し、ご紹介します。
博物館と図書館の、両方を好きになってほしいなあ、と思って始めたこの企画も、今日で2回目です。
かこさとしさんの「おたまじゃくしの101ちゃん」の絵本を読んで聞いていただき、お話の内容を確認しながら、登場した生き物を紹介しました。
このお話を、栃木県の場合と考えて、学芸員さんに色々教えてもらい、多分こうなんじゃないかな、という部分も交えながら、聞いてもらいました。
例えば、栃木県にはカエルは13種類いますが、住んでいる場所や、吸盤の無い脚、皮膚がイボイボしていない様子から、このお話のカエルは、トウキョウダルマガエルじゃないかなぁ、とか。
自然の中で、アメリカザリガニとタガメの争いは起こるのかを考えた時に、全国的にタガメは数が減っているけれど、栃木県にはまだ沢山いるので、起こるかもしれない、とか.。
タガメが待ち伏せをする時につかまるような水草を、アメリカザリガニは切ってしまうので、アメリカザリガニの多い所では、タガメとあまり会わないかもしれない、とか。
野外調査を塩谷町で行った時の、アメリカザリガニの標本も、じっくり見てもらいました。
大きいザリガニの、ハサミのイボイボの様子や、色々な大きさのアメリカザリガニを観察します。
自然系の常設展示に移動して、標本を見ながら説明します。
お話に登場した、カエル、メダカ、カワトンボ、アメンボ、タガメ、アメリカザリガニ、みんな展示室にいました。
最後に、水辺の環境が、昔と変わってきて、生き物が住みづらくなっていることをお話して、今日のキッズツアーは終了です。
次回のキッズツアーは、6月19日の日曜日に行います。
「大名行列と宇都宮」で、江戸時代のふしぎな行列と宇都宮のまちを見てみよう!
みなさまのご来館を、お待ちしております。
教育広報課 解説員
令和4(2022)年8月21日(日)までテーマ展「ダンゴムシ」を開催中ですが、本日は「ダンゴムシとワラジムシをさがしてみよう!」という観察会を行いました。
21名の参加者に博物館の研修室にお集まりいただいただき、担当の南谷学芸員の話を聞いた後、みんなで外に出て、ダンゴムシを探しにいきました。本日は雨の心配もありましたが、観察会の時間にはすっかり雨も上がりました。
テンガロンハットがトレードマークの南谷学芸員と、落ち葉をかき分けてダンゴムシを探す参加者の皆さん。
博物館建物のヘリでもダンゴムシが見つかります。乾いた砂利の中から、ホソワラジムシが次々にみつかりました。落ち葉のある林から、ほんの数メートルしか離れていなくても、生息するダンゴムシの種類は違ってきます。
屋外でダンゴムシを採集したあと、それらを研修室に持ち帰り、虫眼鏡を使って観察しました。ダンゴムシとワラジムシの違いや、オス・メスの見分けかた、体のつくりなどを学びました。本日採集できたのは、オカダンゴムシ、シッコクコシビロダンゴムシ、ワラジムシ、ホソワラジムシ、ナガワラジムシ、コガタハヤシワラジムシの6種類でした。
最後はダンゴムシを迷路に歩かせる実験をしました。ダンゴムシは突きあたりを右に曲がったら次は左に曲がり、その次は右、左と左右交互に曲がる性質を持っています。それを確かめるため、ストローを使い簡単な迷路をつくりました。みなさん思い思いの迷路を作りましたが、ダンゴムシは思うように迷路をクリアしてくれたでしょうか?
ストローを使い迷路を作る参加者。
参加者のみなさんがダンゴムシ、ワラジムシを採集し、観察し、実験するという盛りだくさんな内容の観察会でした。
6月19日(日)13時30分~15時には学芸員とっておき講座「ダンゴムシってどんな動物?」を行います(予約不要)。
また、テーマ展「ダンゴムシ」にもぜひおこしください。
(自然課 井上)
令和4年度の「ナスヒオウギアヤメ鑑賞会」は、開花の状況に合わせて5月14日(土曜日)11時からと14時からの2回、開催することが決定しました。
集合場所は中央公園内、日本庭園となります。
予約不要で参加できますので、ご参加お待ちしております。
みなさんこんにちは。
5月5日の木曜日(こどもの日)に、博物館でやってみよう「折り紙でかぶとをつくろう」を行いました。
当日の様子を少しだけご紹介します。
こちらは見本です。
好きな家紋やイラストのシールを選んで、自分だけの折り紙かぶとを作ってみましょう!
たくさんのお客様にお越しいただきました!
どんな折り紙かぶとができたでしょうか?
個性豊かでとてもかっこいい折り紙かぶとができましたね!
ご家庭でも是非、折り紙かぶとを折っていただけると嬉しいです。
新聞紙やポスターを使って、実際にかぶれる折り紙かぶとを作ってみるのもおすすめです♪
改めまして、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
次回の「博物館でやってみよう」は5月29日(日曜日)に「昔の布でシジミ貝根付をつくろう」を開催予定です。
※こちらは午後2時から午後3時30分の開催を予定していますが、ある程度密にならない人数を超えてしまったり、材料が無くなったりした場合、受付終了とさせていただきますのでご了承ください。
是非ご参加ください。
教育広報課 解説員
みなさんこんにちは!
4月24日の日曜日に博物館でやってみよう「扇ぬり絵体験」を行いました。
当日の様子を少しだけご紹介します。
こちらは見本です。
自由に、お気に入りの色で塗っていきましょう!
みなさんすごい集中力です。
どんな作品ができるかな?
お疲れ様でした。
みなさん素敵な扇ができましたね!華やかでとってもきれいです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
これを機に少しでも扇や十二単に興味を持っていただけると幸いです。
次回の博物館でやってみよう!はGWスペシャル!!
4月29日祝・金曜日「化石ひろい」
4月30日土曜日「県博たてものツアー」(この日のみ10時30分~11時30分開催)
5月1日日曜日「化石ひろい」
5月3日祝・火曜日「県博たてものツアー」
5月4日祝・水曜日「化石ひろい」
5月5日祝・木曜日「折り紙でかぶとを作ろう」です。
※これらは午後2時から午後3時30分の開催を予定していますが、ある程度密にならない人数を超えてしまったり、材料が無くなったりした場合、受付終了とさせていただきますのでご了承ください。
是非ご参加ください。
教育広報課 解説員
みなさんこんにちは。
4月17日の県博デーでキッズツアー「博物館ウォンテッド~〇〇をさがせ~」を行いましたので、その様子を少しだけご紹介します。
タイトルの通り、子どもたちに博物館の展示資料の写真を見せ、その資料がどこに展示してあるのか探してもらいました。ご紹介したものは、カモシカ・アロサウルス・土偶・絵巻・眠り猫などです。中世の職人と彼らに関する歌を収めた「七十一番職人歌合絵巻」からは、相撲取りを見つけてもらいました。この資料から、今でもなじみのある職業が中世にはすでに存在していたことがわかり、みなさん興味深く解説を聴いてくださいました。
ではここで問題です!「一服一銭」とは何のことでしょうか? 「一服するのにお金を支払う」ということで、正解はお茶屋さんでした。中世に現れたお茶の行商人から、次第に茶屋が発展していったのですね。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
次回のキッズツアーは、5月15日「博物館的☆おはなし会」です。今回は、おたまじゃくしが、たくさん出てくる絵本です。予約は不要で、14時開始です。皆様のお越しをお待ちしております。
教育広報課 解説員
観察会「スミレをさがそう!」を開催しました!
4月16日(土)、観察会「スミレをさがそう!」を宇都宮市多気山にて開催しました。
朝まで降っていた雨もやんで、絶好の観察会日和!
花が咲いている時期に開催するのは3年ぶりで、担当の星学芸員も大変楽しみにしていました。
葉っぱの形はハート型?三角形?
葉っぱに毛はある?
花をのぞいて、花びらに毛がはえているかな?
星学芸員が説明するスミレの特徴をみなさん熱心に聞いていました。
こちらのタチツボスミレは、葉がハート型の代表格。
ニオイタチツボスミレ、ニョイスミレ、エイザンスミレ、マキノスミレなどなどたくさんのスミレを観察することができました。
見晴らしがよいところでも、地面を見つめてしまうスミレ観察。
また、シラカシ、ウラジロガシ、アラカシ、ツクバネガシの4種類のカシ類やミヤマシキミ、ウラシマソウ、ベニシダ、リョウメンシダとたくさんの植物を観察しながら歩きました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
(自然課 猪狩)
昨年度開催された企画展『鉱物と宝石の教室』について、その発案から準備、開催そして終了までの苦労や思い出の話を、担当の吉田主任研究員が語りました。
この企画展は、当初足尾銅山の鉱物展示を原案としていましたが、紆余曲折を経て宝石を取り扱う展示へと変わりました。3年半の年月をかけてアイデアを練り、とても楽しい企画展を完成させました。 と思いきや、猛威を振るうコロナ禍により開催期間半ばで臨時休館、企画展関連講座に準備していた話も今日にずれ込むというオチでした。
昨年度のこの企画展をご覧になられた方はとてもラッキーだったと思います。
みなさんこんにちは!
3月27日の日曜日に博物館でやってみよう「貝あわせ体験」を行いました。
当日の様子を少しご紹介します。
まず初めに貝あわせについてお話させていただきました。
貝あわせは平安時代に貴族たちの間で行われていた遊びの一つです。
貝を使った遊びは様々で、貝の美しさを競うものや、詩を詠んで貝の美しさを表現したりと雅な遊びです。
今回皆さんには神経衰弱のように貝をめくって絵を合わせていく貝あわせ(貝覆い)を
体験していただきました。
(今回体験で使用している貝はハマグリとホンビノス貝です)
ポイントは貝の表面をよく観察すること。ペアになる貝は模様が似ています。
そして裏には絵が描かれていますので同じ絵や関連しているのものを探していただきました。
もともとの組み合わされていた貝がら同士ではないとピッタリ合わないことから、
貝あわせは夫婦円満の象徴だといわれています。
皆さんめくった貝を合わせて確認してくださいました。
参加してくださった皆さんありがとうございました。
今回の貝あわせで平安時代の文化に興味を持って頂ければ幸いです。
次回の博物館でやってみよう!は
4月24日・日曜日「扇ぬり絵体験」です。
※こちらは午後2時から午後3時30分の開催を予定していますが、材料が無くなり次第終了させていただきますのでご了承ください。
是非ご参加ください。
教育広報課 解説員 荒川・稲川