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クビアカツヤカミキリ

自然系テーマ展

クビアカツヤカミキリ~話題の害虫まるわかり~


開催期間:令和3(2021)年7月17日(土)
    ~令和4(2022)年1月23日(日)

開催概要

 クビアカツヤカミキリは、2018年頃から、よく新聞やテレビで取り上げら れるようになった、話題の害虫です。幼虫が生きたモモやウメなどの幹や枝を食い荒らし、枯らすため、収穫量が減り、農家にとっては大きな痛手になります。一方、ソメイヨシノをはじめ植栽された桜も幼虫が食い荒らすことから、近い将来、桜のお花見ができなくなるのではと心配されています。
 栃木県では2016年に足利市で初めて見つかり、2017年には足利市と佐野市のモモ園のほか、街路樹や公園、校庭などのサクラで被害が確認されました。被害の範囲は、東は小山市、北は栃木市まで広がり、多くの人が興味・関心を持つようになりました。
 展示では、クビアカツヤカミキリの形態や分布、生活環などの基礎情報とともに、被害のようすや防除への取組を紹介します。

主な展示資料
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クビアカツヤカミキリのオス(左)とメス(右) クビアカツヤカミキリの幼虫
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被害を受けたモモの幹 幼虫の食害で枯れたモモの幹の断面
関連行事

●学芸員とっておき講座「クビアカツヤカミキリ~話題の害虫まるわかり~」
 外来種クビアカツヤカミキリの特徴や生態から、栃木県への侵入やその後の被害までお話しします。

日時: 2021年9月19日(土) 13:30~15:00
講師: 栗原 隆(当館学芸員)
会場: 研修室
定員: 40名

●展示解説
 展示を見ながら、担当学芸員が見どころを分かりやすく解説します。

日時: 2021年 8月14日(土) 14:00~15:00
2021年 9月12日(日) 14:00~15:00
2021年11月14日(日) 14:00~15:00
講師: 栗原 隆(当館学芸員)
会場: テーマ展示室
定員: 20名

※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。

お問い合わせ
教育広報課 028-634-1312 (直通)

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