イチリンソウ
イチリンソウ

自然系テーマ展

日光産の標本から学名がついた動植物


開催期間:令和2(2020)年10月10日(土)
      ~令和3(2021)年3月7日(日)

開催概要

 学名とは、動物や植物につけられる世界共通の名前のこと。一定のルールに基づいてつけられます。新種の動物や植物は、学名と共に基準となる標本を決めて発表されます。日光で採集された標本が基準となって学名がついた動物や植物はたくさんあります。
 展示では、なぜ日光産の標本から学名がついた動植物が多いのかについて、日光における動植物研究の歴史と共に解説します。そして、具体的な生き物の例をあげ、標本や生態写真などを通じて紹介します。


展示内容

・日光における動植物研究の歴史を、日光山志(1836年)、日本森林植物誌(1894年)、日光の動物と植物(1936年)などの著作物と共に展示。

江戸時代の博物誌、
日光山志

湯元の森林も紹介している、
日本森林植物誌

日光の自然について詳しく
まとめた、日光の動物と植物


・日光産の標本から学名がついた維管束植物、藻類、菌類(生態写真と標本を展示)。
オグラヤマザクラ(維管束植物)

チュウゼンジフラスコモ(藻類)

マンネンハリタケ(菌類)


・日光産の標本から学名がついた昆虫、カタツムリ、カエルなど(生態写真と標本を展示)。
カラカネハナカミキリ

ニッコウヒラベッコウ

ヤマアカガエル


関連行事
●展示解説
 展示を見ながら、担当学芸員が見どころを分かりやすく解説します。
日時: 令和2年10月25日(日)14:00~15:00
令和2年11月14日(土)14:00~15:00
令和3年1月10日(日)14:00~15:00
講師: 当館 自然課職員
会場: テーマ展示室
定員: 20名
※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。


お問い合わせ
教育広報課 028-634-1312 (直通)

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