収蔵資料活用促進展示

開催期間:2017年3月18日(土曜日)~6月18日(日曜日)

開催概要
  博物館の資料は、収蔵庫の中でどのように保管され、活用されているのでしょうか?動物・植物・鉱物・化石など自然系資料を通して紹介します。 今回、初めて展示される資料もあります!普段、収蔵庫にしまわれている資料の大切さや魅力を紹介し、世代を超えて資料を引き継ぐことの大切さを伝えます。
展示内容

1.深い意味を持つ「お宝」たち

 
①過去を物語る標本たち

   開館以来30年以上にわたって県内から収集された標本たちは、「いつ」「どこで」採集されたかを示す大事な記録です。つまり、標本の1つ1つが過去の自然の姿を未来に伝える大切なお宝です。    
②学術的にすごく大切な標本

   新種の動植物は、基準となる標本を決めて発表されます。それがタイプ標本です。栃木県立博物館には、動物45種8亜種、植物2種2変種1品種、化石の動物7種のタイプ標本があります。これらは、生物学の世界の超「お宝」です。    

オナモミ
   オナモミは身近な植物ですが、意外なことに県内では絶滅したと考えられています。私たちがよく見かけるのは外来種のオオオナモミです。左の標本は、1967年に鹿沼でとれたオナモミです。
ミヤマツチカニムシ
   庚申山で採集され、2000年に新種として発表されたカニムシです。この標本がタイプ標本となっています。
③新発見・再発見

   県内初記録の動植物や、しばらく記録が無かったのに見つかった動植物などを紹介します。新種もあります!    
④侵入してきた動植物

   本来は栃木県にいない外来生物が見つかることもあります。在来生物への影響が気になります。
   標本をきちんと保存しておくことで、いつごろ侵入してきたのか?分布域は広がっていないか?など、多くの情報を得ることができます。    


アラメセマルヒラタムシ

   2014年に新種発表された虫です。当館の収蔵庫を調べたところ、日光・那須でとれた29点が見つかり、県内にも生息していることがわかりました。
ヌマガエル
   本来の分布域は、静岡県以西の温かい地域です。1999年に初めて県内で発見され、それ以降に採集した標本から、分布を広げていることがわかります。

2.魅力的な「お宝」たち

紫水晶

クルマガイ

カブラマツタケ








タイタンオオウスバカミキリ




ティラノサウルスの歯(レプリカ)




チョウセンフデ

スイジガイ


方解石


タルボサウルスの下あご(レプリカ)





ミサカエミノムシ

ジャイアントトビナナフシ


翠銅鉱

ホンセイヨウショウロ

3.再現!自然系収蔵庫


関連行事
1)記念講演会「宝の山!博物館の収蔵庫」
 自然系の資料を中心に博物館の資料収集活動の大切さ、おもしろさについて語ります。
 日時 平成29年3月26日(日)13時30分~15時30分 
 場所 講堂
 講師 東京大学名誉教授 養老孟司氏
 定員 200名
 


2)とっておき講座「標本となって生まれ変わる植物たち」
 日時 平成29年4月16日(日)13時30分~15時
 場所 研修室
 講師 自然課主任研究員 星 直斗
 定員 40名


3)とっておき講座「昆虫標本が語る真実」
 日時 平成29年6月18日(日)13時30分~15時
 場所 研修室
 講師 自然課主任 栗原 隆
 定員 40名
 ※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。

4)展示解説「収蔵庫は宝の山!-初公開の化石・鉱物・動植物-」
日時
 ①平成29年3月20日(月・祝)14時~15時
 ②平成29年4月 2日(日) 14時~15時
 ③平成29年5月14日(日) 14時~15時
 場所 2Fテーマ展示室
 講師 自然課職員
 定員 20名
 ※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。

お問い合わせ
教育広報課 028-634-1312 (直通)

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