平将門の乱終結1080周年記念 藤原秀郷と俵藤太~史実と伝説のあいだで~

展示概要

  藤原秀郷は、平安時代中ごろに活躍した下野(栃木県)の武将で、中世東国武士の祖といわれています。国家存亡の危機とさえいわれた平将門の乱(935年~940年)を鎮圧したことをきっかけに、秀郷は歴史の表舞台に登場しました。武芸と軍略に優れる秀郷は、朝廷から将門討伐の最高殊勲者に認められ、武門の頂点として東北支配にあたる鎮守府将軍に任命されました。

  秀郷の子孫には平泉の奥州藤原氏や歌人の西行を生んだ紀伊佐藤氏をはじめ、下野でも小山氏・長沼氏(のち皆川氏)・佐野氏・小野寺氏などの有力武士団が生まれました。以上のように、全国に広がった秀郷流武士団はまさに“源平と並ぶ名門武士団”と称しても過言ではありません。そして、武芸の開祖と仰がれた秀郷の勇猛な戦いぶりは、後世に将門討伐を大ムカデ退治に見立てた俵藤太伝説を生み出しています。

  令和2(2020)年は、平将門の乱が終結して1080周年を迎えることから、乱の鎮圧で活躍した藤原秀郷の歴史的な重要性の再評価を行うとともに、後世に形成された俵藤太伝説についても紹介したいと思います。


主な資料
No.1 俵藤太物語絵巻 上巻  江戸時代 当館蔵
<br><藤原秀郷が伝説化されたのが俵藤太だ!>
No.1 俵藤太物語絵巻 上巻 江戸時代 当館蔵
<藤原秀郷が伝説化されたのが俵藤太だ!>

No.2 藤原秀郷像 森戸果香筆  昭和時代(20世紀) 当館蔵<br><俵藤太は滋賀出身か!?秀郷は栃木出身だ!>
No.2 藤原秀郷像 森戸果香筆 昭和時代(20世紀) 当館蔵
<俵藤太は滋賀出身か!?秀郷は栃木出身だ!>

No.4 俵藤太物語絵巻 中巻  江戸時代 当館蔵<br><勃発!平将門の乱がはじまった!>
No.4 俵藤太物語絵巻 中巻 江戸時代 当館蔵
<勃発!平将門の乱がはじまった!>

No.5 大日本名将鑑 田原藤太秀郷 月岡芳年筆  明治13年(1880) 当館蔵
No.6 将門記 寛政11年(1799) 当館蔵
No.5 大日本名将鑑
田原藤太秀郷 月岡芳年筆
明治13年(1880) 当館蔵
<接近!?秀郷と将門は本当に会見したのか!?>

No.6 将門記
寛政11年(1799) 当館蔵
<名場面!命がけで秀郷が将門を倒した!>
No.7 俵藤太物語絵巻 下巻  江戸時代 当館蔵
<br><秀郷の子孫繁栄は俵藤太伝説の大切な要素!>
No.7 俵藤太物語絵巻 下巻 江戸時代 当館蔵
<秀郷の子孫繁栄は俵藤太伝説の大切な要素!>

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作品目録

ロビー展示 「平将門の乱終結1080周年記念 藤原秀郷と俵藤太~史実と伝説のあいだで~」出品一覧pdfmokuroku.pdf(115KB)

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