土器
県内で出土した外来の土器
人文系 冬季テーマ展

古墳時代の始まるころ
―3・4世紀の人々の移動と交流―


開催期間:2017年1月7日(土)~2017年4月2日(日)

開催概要

日本列島における3・4世紀は、弥生時代後期から古墳時代前期という時代が移り変わる時期にあたります。この時期は卑弥呼の活躍やその後の初期ヤマト政権の成立、各地における古墳の出現など、激動の時代といえます。そして、弥生時代には主に隣接地域間で行われていた交流が、一挙に広範なものとなります。
  本県域においても、弥生時代後期の在来の人々は茨城県域の人々との交流を行っていました。しかし、古墳が出現する時期になると周辺地域では埼玉県中央部や東京湾沿岸部、遠隔地では東海地方を中心とした地域からの人の移動があったことがわかっています。それにともない古墳文化が持ち込まれ、下野市三王山南塚2号墳や那珂川町駒形大塚古墳などといった古墳が造られました。
  本テーマ展では主に集落遺跡から出土した資料をもとに、古墳出現の契機となった人々の移動や交流の状況を把握し、県内における3・4世紀の激動の時代を紹介します。


展示構成と主な展示資料

1)古墳出現前夜(3世紀前半)

・真岡市柳久保遺跡出土資料

・益子町車堂遺跡出土資料

・栃木市伯仲遺跡出土資料 など

2)古墳出現期の地域間交流(3世紀半ばから4世紀)

・壬生町藤井馬場遺跡出土資料

・宇都宮市西下谷田遺跡出土資料

・小山市寺野東遺跡出土資料

・芳賀町谷近台遺跡

・下野市三王遺跡出土資料 など

3)古墳とともにもたらされたもの-鏡-

・那珂川町那須八幡塚古墳出土鏡

・真岡市市ノ塚遺跡出土鏡

・宇都宮市大日塚古墳出土鏡

・下野市文殊山古墳出土鏡 など

  発掘

真岡市伊勢崎Ⅱ遺跡の発掘調査風景
  鏡

宇都宮市茂原愛宕塚古墳から出土した鏡
  
関連行事

●展示解説

展示を観覧しながら、展示担当がわかりやすく解説をします。

日時:平成29年2月12日(日) 14:00~15:00

場所:展示室2(2F)

講師:川又隆一郎(人文課学芸嘱託員)

定員:20名

※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。

●とっておき講座

日時:平成29年2月19日(日) 13:30~15:00

場所:研修室

講師:川又隆一郎(人文課学芸嘱託員)

定員:40名

お問い合わせ
教育広報課 028-634-1312 (直通)