第131回企画展 木と木の実の考古学
~縄文時代の低湿地遺跡と植物の利用~
企画展概要
縄文時代といえば、土器の石器イメージではないでしょうか。しかし、地下水の豊富な低地や湿地の遺跡(低湿地遺跡)からはたくさんの木製品や木の実が見つかります。水や泥炭層によって空気に触れることがなく、腐りきることがないからです。本来これらの資料は非常にもろく、壊れやすいため大変貴重です。
本展では、保存処理を施された品々を展示し、これらの資料から豊かな自然を最大限に活用した縄文人のくらしの新たな一面をみなさまにご紹介します。
会期
2021年10月9日(土)
~
2021年11月23日(火)
開館時間
午前9時30分
~
午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日
11月4日(木)
観覧料
一般:260(200)円
大学 高校生:120(100)円
中学生以下:無料
※( )内は20名以上の団体またはM割料金
参考写真
ベンガラ塗り土器 (福井県鳥浜貝塚) 縄文時代前期 福井県立若狭歴史博物館 国指定重要文化財 |
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クルミかご (福島県鷺内遺跡) 縄文時代晩期 南相馬市教育委員会 |
飾り弓 (東京都下宅部遺跡) 縄文時代後期 東村山市教育委員会 国指定重要文化財 |
丸木舟 (千葉県雷下遺跡) 縄文時代早期 千葉県教育委員会 |
関連イベント
- 記念講演会 「低湿地遺跡から分かること」
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日時 10月31日(日曜日)午後1時30分~午後3時30分 講師 大田原市なす風土記の丘湯津上資料館長 上野修一氏 場所 当館講堂(定員150名) 備考 聴講には予約と当日の観覧券が必要です
- 関連講座「民俗事例から見た植物利用」
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日時 10月23日(土曜日)午後1時30分 ~ 午後3時30分 講師 当館名誉学芸員 柏村祐司 氏 場所 当館講堂(定員150名) 備考 聴講には予約が必要です
- 関連講座「栃木の貝塚研究最前線」
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日時 11月7日(日曜日)午後1時30分 ~ 午後3時30分 講師 栃木県考古学会 竹澤謙 氏・細谷正策 氏 場所 当館講堂(定員150名) 備考 聴講には予約が必要です
- オープニング展示解説
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日時 10月9日(土曜日) 午後1時30分 ~ 午後3時 場所 当館展示室(定員40名) 備考 聴講には当日の観覧券が必要です
- スポット展示解説
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日時 10月10日(日曜日)・10月24日(日曜日) ・11月13日(土曜日)
・11月23日(火曜日) 午後2時 ~ 午後2時30分場所 当館展示室(定員20名) 備考 聴講には当日の観覧券が必要です
- とっておき講座「縄文時代の木と木の実のおはなし」
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日時 10月17日(日曜日) 午後1時30分 ~ 午後3時 場所 当館研修室(定員40名) 備考 聴講には予約が必要です
- トークフリータイム
- 資料を見て気がついたこと、感じたことなどを話ながら気兼ねなく展覧会を楽しんでいただける時間帯です。
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日時 11月21日(日曜日) 午後1時 ~ 午後5時 場所 当館展示室 備考 聴講には当日の観覧券が必要です