特別展示 令和の御大礼 ー悠紀地方に選ばれた栃木ー
企画展概要
天皇が即位後に初めて国家・国民の安寧と五穀豊穣を祈念するのが大嘗祭です。その中心儀式「大嘗宮の儀」で、神々に供える新穀は、悠紀・主基地方の御斎田から納められます。令和の御大礼(即位の儀式)では、占いにより悠紀地方に栃木県が選ばれました。
本展では、大嘗祭のために新作された調度品の一つで、栃木の四季と名所が描かれ、詠まれた和歌が貼られた「悠紀地方風俗歌屏風」を特別公開します。あわせて、悠紀地方を中心に大嘗祭について歴史資料と今回の御大礼の記録から迫るとともに、栃木と皇室との深い関わりを関連資料により紹介します。
会期 | 令和3(2021)年1月23日(土曜日)~2月23日(火曜日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分)まで |
休館日 | 毎週月曜日(祝日をのぞく)、2月12日(金曜日) |
観覧料 | 一般:260(200)円 大学生・高校生:120(100)円 中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体またはM割料金 |
M割でまた見よう | 栃木県博物館協会のM割参加館の入館券を持って、入館日から6ヶ月以内にM割参加館に行くと、料金割引を受けることができます。
※通常料金で購入された半券のみ、割引券として使用できます。 ※他の割引券との併用はできません。 |
関連イベント
- (1)記念講演会 ※中止
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(1)記念講演会 日時 2月11日(木曜日)午後1時30分 ~ 午後3時30分 講師 田渕俊夫 氏(東京藝術大学名誉教授・日本美術院理事長) 演題 「栃木に旅して」 場所 当館講堂(定員150名)(要予約)
- (2)担当学芸員による”とっておき講座”「令和の御大礼」 ※中止
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(2)展示解説 日時 2月21日(日曜日) 各回午後1時30日 ~ 午後3時 場所 当館研修室(定員40名)無料(要予約)
※新型コロナウィルス感染予防・拡散防止のため、予定が変更になる場合がございます。
参考写真
膳屋(かしわや)での稲舂(いねつき)の際の 采女(うねめ)の配置を描く 「大嘗会敷設図」 宮内庁書陵部蔵 |
江戸時代の大嘗祭を描く 「大嘗会辰日(だいじょうえたつのひ) 奏寿詩(よごと)之図」 (「公事録附図 臨時公事之図」より) 宮内庁書陵部蔵 |
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天福元年(1233)に行われた四条天皇即位後の 国郡卜定(ぼくじょう)の記録を記す 重要文化財「経光卿記」 国立歴史民俗博物館蔵 |
悠紀地方風俗舞の楽人(がくにん)を描く 「舞楽図 一」 宮内庁書陵部蔵 |
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旧塩原御用邸で使用された家具類 「テーブル・椅子・燭台(しょくだい)(旧塩原御用邸使用)」 那須塩原市蔵 |
大饗の儀の参列者に下賜(かし)された銀の飾り 「挿華(かざし)」 石塚毅男氏蔵 |
出品一覧 [PDF:156KB]
お問い合わせ・お申込み
栃木県立博物館 教育広報課
Tel. 028-634-1312